今日は理想的な組織を体にみたてて考えてみたいと思います。
人の体は神経系があって成り立っていますよね。
人間の場合は、中枢神経と末梢神経。
中枢神経には脳と脊髄があり、末梢神経には感覚神経と運動神経があります。
そしてさらに、運動神経の一部に自律神経があって、その自律神経は交感神経と副交感神経に分かれています。
感覚神経は5感覚の外部の情報を中枢神経に伝える役割を担い、運動神経は中枢神経からの情報を筋肉や内臓に伝達する役割を担っています。
この体をひとつの組織(会社)とみたとき、中枢神経の中でも脳が全てを司る社長になります。
そして
①運動神経の中の副交感神経はマーケティングのようなもの。世の中の状況やトレンドをリサーチして整理して伝える。いわば自分の商品に関心のない人をいかに注目させるのかの仕事をするところです。
また
②交感神経は集まってきた人を向わせたい方向に扇動すること。自ら積極的に学び獲得する姿勢をつくれるかが問われます。
③感覚神経は外の人たちを引っ張りながら、内部のプログラムをどんな形で進化させていくのか、交感神経をしっかり観察しながら商品のアップグレードを図っていくところです。
そしてさらに
④運動神経は商品の理解を深めながら、その商品について周囲の人にも語っていくところ。
これら末梢神経の4つの部位を活性化する役割の人が必要です。
そして最後に必要になるのが、これら末梢神経と脳がスムーズに行き来できる中枢神経の一部である脊髄の役割をする人。これが大事。
このように会社が人の体のように一つになって機能するには社長と上記の5つの役割をこなすポジションの人が必要です。
ただし、その役割をこなす上で +α 大事なことがあります。それはそれぞれの役割において自分の人生をかけて責任を全うしようとする意思があること。
戦後、ステージ2の日本では責任を取りたくないという人が量産されています。明治維新の頃、ステージ1の日本ではそんなことはなかったと思いますが、この責任を取りたくないという心を乗り越えなければ、能動的で積極的な会社組織、ひいては組織と組織の関係性、さらに社会の雰囲気をつくっていくことは難しいでしょう。
そこで一人一人が自分のポジションに責任を持てるようになること。その人づくりを推奨しているのが nTech であり、令和哲学なのです。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。