よく人は限界を突破して変化するって言うけれど、そのことは人が変化をしていく上で問題ないと言えるのでしょうか
厳しい答えをすると問題ないとは言えないと思う
というのも限界を迎えてから突破口を探し求めるのは人間のすることであって、悟った人間には"限界だから変化する"という構図はありえない
なぜなら、悟った人間にはすでに限界は存在しないから
だから悟った人間からみれば、限界を感じて変化する人間の行為はすでに遅いと思う
悟って本当の変化をするのであれば、限界だろうがそうでなかろうが、今この瞬間無限の可能性になること
同じようなことでもう少し話をするなら
"大器晩成"
という言葉がありますね
いいものは遅く完成するといった意味合いで、しばしば良い意味で使われるけど、これも同じ
時間をかけて変化を蓄積して大きな器(結果)をつくることは人間のすること
悟った人間には時間は存在しないし器はその瞬間無限大だから、今ここそこそこの結果もついてくると思う
だから悟りのプロセスで大器晩成なんていってたら、厳しいけれどもうホンモノとは言いにくい
悟った人の観点と悟ろうとする人の間にはそれくらい大きな隔たりがあるのではないでしょうか
だけど、視点を変えて未来からみてみると、その格差を埋めようとチャレンジすることはとても素晴らしいことでもある