昨日のブログでも告知していた通り、本日から緒方淳さんリードの令和哲学カフェでした。
今日取り上げられていた哲学者はジャックデリダという人。
その哲学者が提唱した概念の中で、"差延"という概念を中心にお話がありました。
この"差延"とは簡単に言えば時間的、空間的なズレのこと。例えば私たちが見ている現実は反射した光のアートなので、現実を認識する時、光の速度の分だけタイムラグがありますが、これが時間的なズレになります。
こういった時間的、空間的なズレである"差延"を令和哲学からみたらどのように語れるのか、それを令和哲学者NohJesuが語ってくれました。
人間の脳は違いが認識できるけど、その違いが生まれる仕組みは認識できない。だから本当のところは"差延”は認識不可能だということ。だけどその認識不可能な"差延"を認識できるようにするのが令和哲学なんだと。
これを聞いたときは痺れましたね。だって最初ジャックデリダの"差延"を勉強したとき何を言っているのかイマイチわからなかったのに、それをその哲学者本人以上に理解できてしまうわけですから。理解を究極まで深めてくれる令和哲学恐るべし!
そして、その後のNohJesuからの問いかけがまたぶっ飛びすぎてて笑える。
「デリダに教えてあげるとしたら何を教えますか?」
「いや、故人哲学者に学ぶ人おっても教えよする人とかおらんやろw」思たけど、そんな質問をしてまうNohJesuはぶっ飛んどるし、それでもって出演者も普通に答えとるから異常な集団やな思いましたw。
令和哲学というコンテンツはもちろんすごいけど、それを学んで実際に難なく応用してしまう出演者の人たちもすごくて見ていて刺激的でしたね。あっという間の1時間半でした。
明日以降も楽しみです。
関心ある方はぜひご覧ください。