開催が危ぶまれた東京五輪が開幕になって5日。
今現在の日本が獲得した金メダルの数は11個。過去最高の獲得個数は2004アテネ五輪と1964東京五輪の16個ですが、そことの差は5個。
16日間ある日程のうち、まだ3分の1に満たない経過で11個というのは、なかなかの健闘っぷりではないでしょうか。今後どうなるかは予測はできませんが、過去最高記録を打ち出せる可能性も十分にあると思います。
じゃあなぜ今回5日という短期間でここまでの成績を残せているのでしょうか。
それはコロナ禍という世界情勢が大いに影響しているのではないでしょうか。選手たちは4年間東京五輪に向けて準備をしてきたと思いますが、それがコロナ禍によって一時は延期、一年後さえも開催できるかどうかわからないという危機的状況になりました。
自分たちの準備してきたものを披露できるのか否かの瀬戸際を通過するその気持ちは、とても複雑だろうしなかなか言葉にするのは難しく感じます。でもそんな心で待ちに待ってついに開催に至ったわけです。しかも危機的状況の中というのは変わらない中で。
危機的状況において日本人というのはメチャクチャな精神力を発揮する独特の性質があります。例えば地震とかの災害時をイメージしたらわかるように、みんなでその困難を乗り越えていく姿勢がありますよね。
今回のコロナ禍における東京五輪もそれと同じで、延期してその先でさらに開催が危ぶまれたところまでいって開催になった背景と、それを通過した選手たちの気持ちを考えると、私たち日本人の精神力が今回の結果に反映されているのではないかと思うのです。
あくまで私個人の勝手な妄想に過ぎませんが、もしこれが本当に過去最多記録を更新したら、なんか信憑性増しますよね。
あと10日ほど、楽しみですね!