宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

nTech の宇宙観とその応用

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昨日は現実の問題意識の角度から、なぜ今 nTech を使ってスッタニパータ犀の角を解析するのかを書きました。

 

今日はその nTech そのものについて書きたいと思います。

 

人類歴史における、天動説から地動説のパラダイムシフトは誰もが知っていることだと思います。天動説の時代は、神や王を中心にして全体主義で生きる時代で、地球が宇宙の中心にあって、固定していて動かないのが当たり前だと考えられていました。ところが、それが地動説になると地球は固定しているのではなく、太陽の周りを自転しながら公転しているものだと言われるようになりました。

 

当時は地球が固定しているのが当たり前だと考えられていたし、力概念を理解できなかったためにそのイメージができず、「神が宇宙を創造してその宇宙の中心にいるのが人間なのに、人間の尊厳を潰す気か」と反発もしばしばあったようです。

 

これと同じように、今発信し続けている nTech では、固定していた地球が動くレベルではなくて、宇宙自体があったりなかったりしていることを論理とイメージで語っています。

 

昔、ニュートンの時代は宇宙が固定されていると考えられていましたが、アインシュタイン相対性理論の時代からは宇宙が1個だけあって、その宇宙の始まりは138億年前に起こった1回のビッグバンであると。そして138億年経った今もその1個の宇宙がずっと膨張し続けていると考えられるようになりました。今現在、科学者のイメージしている宇宙観は基本的にはこのような物質の宇宙なのです。

 

一方、 nTech ではこの宇宙をそのような物質の宇宙としてではなくて、エネルギーの宇宙、心の宇宙としてみています。

 

この宇宙が全部爆発膨張して波動化されたかと思えば、圧縮して1点に集中して物資の宇宙になる。宇宙が大きくなったり点になったり、ター!(爆発膨張)したり、圧縮して点になったり、そうかと思えばまた開いていく。点になって波動化されて、死んで圧縮して生まれ変わる。点になって死んで、点に圧縮してビッグバンして、生まれ変わる。

 

このように今この瞬間もビッグバンが起きているのです。これがエネルギーの宇宙であり、心の宇宙。だから今まで存在すると考えられていた私たちの認識している物質の宇宙はホログラムなのです。

 

このように常に圧縮と爆発膨張を繰り返している宇宙ですが、人間の目で見てしまうと、映画のアニメのように絵がない状態をとらず、絵があるとこだけを見て、主人公が話しているとか歩いているとか思ってしまいます。でも実際は絵がある状態とない状態を行き来しているだけであって、主人公は話しても歩いてもいません。

 

脳が勝手にその行き来している中の絵があるところをとって、残像と重ね合わせて時空間存在があって、その存在が動いているように認識してしまうのです。これが nTech の案内する新しい宇宙観と脳が見せる宇宙の仕組みです。

 

アニメのイメージのように、この宇宙は宇宙自体が有無有無有無と振動しています。そしてさらには、この振動している宇宙を、もっとさらに外がない限界のところまで開いてしまった心から見ると、この振動さえも点の中の小さなレベルの話になってしまいます。源泉動きである心が思い込んで夢を見ているイメージです。

 

このように、絵があるところをつなぎ合わせて確認できる動きであるアナログ動きと、それと対照にある絵がないところと絵があるところを行き来するデジタルの動き。そしてこれら二つの動きを成り立たせる源泉動きである心。この源泉動きである心から物事を見ることで、これら三つの動きがどういう関係で成り立っているのかわかること。

 

そうすれば、宇宙自然のあり方が常に1個だけがあるのではなく、たくさん生まれ変わっていくのだということがわかります。

 

Aさんの宇宙、Bさんの宇宙、カエルの宇宙、犬の宇宙、猫の宇宙、植物の宇宙など、宇宙は無限大。観察する主体によって認識する宇宙がみんな違う。あったりなかったりしながら、全体で無限大の宇宙が溶けてひとつの観点になることもできるし、そのひとつの観点自体も0化できてしまう。だから観点が0の状態と1の状態と無限大の状態を往来できてしまうのが心の動きです。

 

その心から全てをみるのが nTech の案内する世界なのです。

 

この nTech の世界をイメージしやすいように、ここからは少し角度を変えて話を進めていきたいと思います。

 

最近、25億もの会員をもつ世界最大のコミュニティサイトFacebookが、本格的にメタバースビジネスに参入することを宣言しました。このような巨大な会社が大々的に宣言をすることは、これから全世界がアバター経済になっていくことを示していると思います。

 

このメタバースとは、ネット上で自分のアバターを持ち、そのアバターに好きな服を着せたり、いろんな場所に行って遊んだり、さらにはいろんなビジネス活動までもさせることができるオンライン空間のことです。それはひとえに自分が完璧に映画の中の主人公になってしまう感覚と大きくは変わらないかもしれません。

 

だからアバターの自分に扮したゲームと思えばわかりやすいでしょう。そのゲームが自分の人生の70,80%になり、レディープレイヤー1のように、人生の意味価値はアバターを通して発掘するし、ビジネスチャンスもアバターを通して獲得するというようになっていくでしょう。

 

そうなっていくと、この現実空間はどうなっていくのでしょうか。レディープレイヤー1の世界のようにゴミの山になっていくのでしょうか。

 

だからそこにきて現実とのバランスが必要になってくるのです。

 

先にお話した nTech では、源泉動きから見たとき、私たちの体自体も実はアバターになるのです。このことはモルティングバース(molt:脱皮する)と言ってますが、実はこのアバター経済を補完するのがモルティングバースであり nTech なのです。

 

オンラインの中につくっているアバターとこの体のアバター、そして本当の自分である心そのもの。その心そのもので生きるようになった時に、現実もメタバースも楽しむことができるのです。

 

そしてこのようなライフスタイルこそが心時代の生き方でもあるのです。

 

本日も最後までありがとうございました。