宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

世界基軸教育を発信する背景②

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ここからは世界基軸教育を発信する背景①の続きです。

 

■■■ 4.世界基軸教育 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

大前提、世界基軸教育では「人間は誰1人として1分1秒も他の人と同じ現実を見ていない」と言っています。そしてこれが原因で、他人とわかり合うことは100%不可能だし、個人も組織も摩擦衝突が絶えない人類歴史になっているとみています。そしてさらに、このことを観点の問題と定義しています。

 

一方、私たち人類は脈々と流れる人類歴史において、この観点の問題を抱えた人間たちを、どのように秩序をつくってまとめてきたのでしょうか。少し振り返ってみたいと思います。

 

大昔、王が国を治めていた全体主義の時代は、その王の見ている現実を基準にしていうことを聞かなければ殺すというような暴力によって秩序をつくってきました。その秩序の中では、個人に引っ越しや結婚の自由さえもありません。王含め人々は、自らの信仰する宗教の神を崇拝しながら生きる時代でした。

 

その時代から、自分たちも王のように生きたいと願う人たちが、フランス革命を起こしました。それによって王は倒され全体主義の時代が終わり、民主主義の時代が始まったのです。

 

この民主主義の時代は、全体主義の時代のように殺されることありません。しかし流れる時代の中で、一部の人たちが権力を握ってお金によって世界を支配するようになりました。これは財力による秩序と言えるでしょう。

 

この秩序の中では、人々はお金を獲得しなければ衣食住を満足できず生きていくことが難しくなります。ある程度お金を獲得できたとしても、そのお金の許す範囲の中でしか自由に生きることはできない時代です。またこの時代は科学の進化発展がめざましく、科学技術により身の回りがどんどん便利になっていった時代でもあります。そして、私たちの生きる今現在ももれなくこの財力による秩序と科学技術の時代です。

 

歴史を振り返ってみると、私たち人類は、「誰1人として1分1秒も他の人と同じ現実を見ていない」という観点の問題を抱えた人間たちを、このような暴力や財力による秩序によって無理矢理まとめてきたのです。

 

そして問題は、今現在、さまざまな問題の露呈によってその財力による秩序の維持が難しくなっているということです。

 

個人ではさまざまな理由により鬱・自殺・殺人・生きるモチベーションの低下などの問題が後を絶たないどころか増加傾向にあります。そしてそれが無視できない状態にあるのは多くの人の目に明らかです。組織においても、生き残りを掛けた激しい戦いが繰り広げられ、負けた集団は絶望の谷に転落し、かろうじて生き残ったとしても崖っぷちに立たされる状態です。このまま置いておけば貧富の格差はさらに激しくなっていくでしょう。

 

最近ニュースであった小田急線殺傷事件や京王線殺傷事件、九州新幹線放火未遂事件はこのような社会秩序に対する我慢の限界と見ることができるのではないでしょうか。

 

また、科学技術の進化発展によって人間の何十倍も賢いAIが普及し、今まで人間がしていた仕事がどんどんAIにとって変わっています。その中で言われているのが人間の存在意義の消失、尊厳の危機です。人間とは何なのか、どう生きるべきなのかを私たちは問われているのだと思います。

 

そしてここ数年は、その状況に追い討ちをかけるかのように、コロナパンデミックという未曾有の事件が勃発しています。

 

日本においては政府のお金を使わないと生き残れない個人、家庭、企業が続出し、行き詰まるのは時間の問題というような状況です。最先端の科学技術を集結させて生み出したワクチンでさえ、接種すべきか否かで意見が分かれたり、このパンデミックを終息させるには力不足であることは否めません。私たち人類は未だポストコロナの確固たる突破口を見つけられずにいるのです。

 

そしてさらに、このコロナパンデミックをクリアできたとしても、このままいくと2050年には私たち人類は地球上に住めなくなるとも言われています。それは主に地球温暖化による気候変動からくるもので、私たち人類が自分たち中心に利益を追求した結果と言えるでしょう。

 

このように問題が山積みの状態の中で、今世界で影響力を持っているアメリカ、中国がやっていることは半導体を巡った米中覇権戦争です。軍事戦争でないにしろ、世界の危機が迫る中でも経済の戦争が常に常に起こっているのです。

 

私たち人類は、このような時代をどのように乗り越えていくべきなのでしょうか。

 

これらの問題一つ一つにフォーカスをしていては、全てを解決することは不可能に近いでしょう。だからここは私たち人類が今まで何をしてきたのか出発に戻って俯瞰してみる必要があるのです。

 

暴力、財力による秩序をつくらなければならなかった原因、それは「誰1人として1分1秒も他の人と同じ現実を見ていない」という観点の問題に対処するためでした。そして、この問題を解決しようと頑張ってきたのが人類歴史なのだということ。またさらに時代に合わせてそのやり方を変えてきたけど、実はその方法が間違っていたのだということを認識することです。

 

その上で「誰1人として1分1秒も他の人と同じ現実を見ていない」観点の問題をどのように正しく解決すべきか考えなければなりません。

 

そこで世界基軸教育(令和哲学、nTech)なのです。

 

この教育の根幹にあるのは、真理であり心半導体とも呼ばれるものです。心半導体と呼ばれる所以は、半導体が0,1の組み合わせで全てを制御しているように、相対世界と絶対世界(真理)の関係性を説明するイメージ言語もたった2つの文字の組み合わせだからです。

 

私たち人間の見ている世界は相対世界であり、無限に境界線のある世界です。物理学と最先端の理論物理学では、この世界の構成要素は分子であり、原子であり、素粒子であり、ヒモであり、さらには膜であると結論が導き出されています。そして、世界がこの膜まで解けてしまうと境界線はたった1つだけの世界になるのです。

 

そして、実は人類が進化発展させてきた科学の最先端はこの膜の実在を語るところまでで、その先はわかっていません。

 

しかしながら、世界基軸教育はその膜のずっと先である無境界線の世界まで語っいて、実は私たち人間含めありとあらゆる全ての存在が、この無境界線の絶対世界から生まれていることも説明しています。だから人間本来のIDはこの無境界線の絶対世界であり、私たちが思う体の人間は勝手な思い込みによるアバターに過ぎないのです。

 

そして、そのアバター人間は一人一人が自分にしか見れない、他の人とは絶対に共有できないカイコの繭のような独自の世界の中に住んでいるのです。これが「誰1人として1分1秒も他の人と同じ現実を見ていない」という所以です。

 

だからこの観点の問題は、私たち人間が本来のIDである無境界線の絶対世界に戻ることで正しく解決することができるのです。この世界基軸教育の詳しい内容は令和哲学者NohJesuが各イベント、セミナーで案内しています。

 

それでは次に、この人類史上最大かつ最後の問題である観点の問題と、その解決策である世界基軸教育を、どこがトリガーになって全世界に広げていくのでしょうか。

 

それが日本なのです。

 

でも今の日本をみると、そんな力はどこにもないと思う人が大勢いるかもしれません。

 

それもそのはずです。第二次世界大戦以降、経済力で一時は世界第二位まで登り詰めた日本ですが、今はもうその見る影はほぼないと言っても過言ではないからです。そして国を支える未来産業はなく、かつアメリカの日本精神骨抜き政策により、自己否定と”二度と熱くなるものか”の決断が未だに根深く残っているからです。

 

ではこの状態の日本がどのようにして世界でリーダーシップを発揮していくのでしょうか。

 

それは日本人一人一人が変わることです。その自己否定と熱くならないという決断も、実は観点の問題の一部であり、骨抜き政策のあった時に”自分たちはダメなんだ”、”絶対に熱くならないぞ”というカイコの繭の中に自ら入ることを選択した結果なのです。

 

だから世界基軸教育の案内する無境界線の本来の人間IDに戻ること。そうすることでその決断からも自由になることができるのです。そして日本がその決断から自由になったなら、全世界を教育で制圧できるポテンシャルパワーを発揮していくことができるのです。

 

どうしたら人類が愛と信頼で一つになることができるのかという子供の頃の問題意識。
個人も日本も自己否定の根深い決断をしているという事実。
そして、二度と自己否定をさせないという決断。

 

これらの問題意識をよりシャープにさせ、かつ明確に解決させることができるコンテンツが世界基軸教育なのです。

 

そしてこのように問題を解決できることは素晴らしいことなのですが、何よりもその境界線が無限大の世界と、ひとつの世界と、無境界線の世界を自由に往来できる世界、これが本当に"何よりも"素晴らしいのです。この素晴らしさを共有したい想いで、私はこの世界基軸教育を人生全てをかけて世界に発信しています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。