今日は完全学問について書いていきたいと思います。
まず、完全学問についてお話しする前に学問とは何なのでしょうか。
子供の頃から学んできたから身近なもののようで、実はあまり深く考えたことがないという人が多いのではないかと思います。
一般的には学問とは、多くは過去、もしくは一部未来において人間が追及した知識を体系化したものと言えると思います。例えば、人間とは何なのかやこの世界はどのようにして成り立っているのかなど、色々な質問に対して答えを体系化したものを知識体系と呼び、それらは学問と言えるでしょう。
今まで人類はこの世界が何なのか知りたいがために、自然科学や人文学、社会科学など数えればキリがないほど多くの学問を体系化してきました。しかし、例えば人間とは何なのかという問いなどの難題に対してグローバルスタンダードとして規定できる答えを得られてはいないのが私たちの現在地なのです。これは今までの学問が大前提、宇宙自然は一個だけであり地球も一個だけであると思い込んで疑わなかったことに原因があります。
そのため、時間・空間・存在・エネルギーを生み出している宇宙の根源である第一原因を、私たち人間はまだ自由自在に活用応用することができないのです。これが今までの学問が不完全である所以なのです。
それに対して完全学問(世界基軸教育)では、大前提、量子力学のミクロの世界では粒子もできたり波動もできたりしている状態であること、今私たち人間のみている世界も模様・形があったりなかったりしているということ。見ている世界から視線を逸らし別のところを見ると、さっきまで見ていた模様・形が消えて新しく見たところの新しい模様・形が生まれます。もう一度元のところに視線を戻すと、常に常に変化運動移動をしているからさっき見た模様・形と微妙に違った模様・形が現れます。
一瞬にして認識している宇宙を壊しては、次の瞬間また別の宇宙を立ち上げることができるのです。だから宇宙も地球も無限にあると言うことができ、それまでの学問とそもそも宇宙自然のあり方自体が異なるのです。
では完全学問とはどういう学問なのか見ていきたいと思います。
まず完全学問では、この私たちが見ている現実世界は結果物であると言っています。この結果物が生まれる背景にある始まりと過程を説明するために、コンピューターを例にあげたいと思います。
初めにコンピューターを起動すると画面に模様・形が表示されます。コンピューターが画面に模様・形を表示するためには内蔵された半導体の働きが必要不可欠です。そしてらにその半導体を作動させるには大前提、電気が必要になります。
このようにコンピューターの画面に表示される模様・形が私たちの認識する現実世界だとすると、この現実世界が生まれるために、電気と半導体にあたるものが必要です。その電気と半導体にあたるものが第一原因であり変換装置なのです。この第一原因がどのような変換装置をどのように通過したのか、それによってさまざまな現実世界が生み出されるのです。
今までの既存の理論が説明できなかったことを、始まりと経過、結果を整合性と一貫性をもって補足ができること。これが完全学問に必要とされるものです。
例えば天動説の時代にはその時代の知識体系がありましたが、力という新しい概念が導入されることでパラダイムシフトが起こりました。その力概念が導入された時、天動説では説明できなかった星の動きが説明できるようになったし、地球は静止しているように見えていたけど実は動いていたということを、みんなが過程のイメージをもって理解・納得できるようになったのです。
このようにそれまで理解できなかった現象を、原因とプロセスを取り入れることで誰もが理解・納得できるようになるのが完全学問なのです。
また既存の理論を否定せずに、裏付けすることで補うことができなければ完全学問とは言えません。
例えば100円玉でイメージしてみましょう。今までは100円玉の表だけをみて100円だと思ってきました。ところが実は100円玉は表だけでなく、裏があってさらには間まであったのです。これは今までは全体の一部分しかみてこなかったということです。そのように完全学問は、自分は生きているとか、自分は男だ女だとか、地球が自転公転するものだとか、事実だと思って疑わないことをオール否定ができることが必要なのです。
その否定ができたときに、無限大既存の理論を補ってアップグレードすることができるのです。
私たち人類は哲学の難題である自由意志と決定論の問題や、数学の円周率がなぜ3.14なのか、自然整数がなぜ2.71のか、そして人間とは何なのかなど難題を数多く抱えています。このように理解できないことがあるのは、先の100円玉の話のように一部分しかみていないことが原因なのです。
だから現実世界の始まりである第一原因に戻って、知ってる世界をオール0化できること。そうすることで始まりとプロセス、結果が整合性と一貫性をもって理解でき、今難題とされている問題にも説明ができるようになるのです。
そしてさらに、第一原因に戻って始まりとプロセス、結果が整合性と一貫性をもて理解できたとき、永遠不変を知ることができるのです。実は変化するものは不完全であり、完全なものは変化しません。だから永遠不変を使って全ての変化を説明することができるのです。
これらが完全学問と言える理由なのです。
この完全学問の内容をNohJesuが語っている動画があります。こちらもぜひご覧ください。
本日もありがとうございました。