宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

城さん ✖️ NohJesu ヒミツのトークライブ

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先ほど、内部向けヒミツのトークライブが終了しました。

 

いつもは外に向かって発信するイベントばかりですが、今日に限っては平日昼間から内部で楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

どんなイベントだったかというと、私たちのお父さんこと城さんとNohJesuのトークライブでした。戦時中を生きた城さんの当時とその後の人生についての話と、それに対するNohJesuの話、それに会場からの質疑応答といった内容でした。

 

最も印象に残ったのは、当時4歳だった城さんが、三重県は津で空襲を経験した後、1945年8月6日 am8:10 広島駅到着予定の列車に乗って広島に向かっていたという話。

 

当時城さんは予定通りその列車に乗っていたら、予定時刻に広島まで行き被爆、死んでいたと言っていました。そして今があるのは、ある理由で50km手前の呉で降りなければならなくなってしまったからだと。

 

私はこれを聞いた時、城さんは世界基軸教育に出会うべくして出会ったんだなと改めて思いました。というのも、私の祖父が体の都合で戦争へ行かなかったおかげで今の私がいるように、城さんも普通なら万に一つあるかないかというような確率の出来事と出会って被曝を回避したのだと思ったからです。

 

そして衝撃的だったのは、終戦を迎えた後ある時まで思っていたという以下のこと。3年という長期に渡って戦争をしてきた日本を原爆や空襲で止めてくれたアメリカに感謝する一方で、日本軍は敵だとさえ思っていたということでした。

 

普通に考えればそのようにメチャクチャにした相手のことをよく思わないと思います。でもよく思わないどころか、むしろ感謝して自分たちの国を敵にみるようになるなんてとびっくりしたのです。

 

城さんからみたら孫世代に近い私たちは、実際戦争を経験したわけではないし、歴史で習ったと言っても骨抜き政策の入った義務教育だけです。だから、その戦後の日本人のアメリカや自分たちの国に対する感情は知らないと言ってもいいくらいです。

 

だからこそそのような経験者の生の声を聞くと、あまりの生々しさに強烈な印象が残るのです。

 

そして同時に、『これは今の無気力で自信がなく、自分が嫌いという日本人にもなるな』ととても納得できました。

 

そして、城さんは『なぜ人間は争うのか』という疑問を持つようになったそうです。物理屋として51歳まで大学教授をするも答えを見つけられず、仕方なくそれを捨ててある共同体へ入ります。しかし、その共同体でも答えには出会えず、数年で外へ出ることにしたとのこと。

 

そのあとは、発酵玄米を研究する中で8年に渡る試行錯誤と絶望を繰り返し、完成させたのち、令和哲学に出会って、争いの原因とその突破口を見つけたことを話してくれました。

 

前半に、この発酵玄米を炊く時のメカニズムを令和哲学的観点で話してくださりましたが、それがとても新鮮、かつとても簡単に理解できました。改めてイメージ言語の威力を実感した場面になったと思います。本当に、共通のイメージを持てる価値というのは、こんなところでも実感できて面白いなと思ったのです。

 

質疑応答でもみなさんは真剣な面持ちで、話して聞いていましたが、改めて当時を生きた方の生の声というのは貴重だし、感情を養う勉強になったと思います。

 

平日の昼間からこのような貴重な場に参加させてもらえて嬉しい限りです。有意義な時間を本当にありがとうございました。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。