宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

日本文明が人類を救済するために必要な"違い"とは

f:id:hyperconnection2012:20211212131116j:image

最近、日本ではコロナウイルスが少し落ち着いてきたように見えていましたが、また新型株のオミクロン株が出現し、日本でも感染者が確認されました。

 

世界中で感染力が強いと言われていたデルタ株から急速に置き換わっているところを見ると、デルタ株以上の感染力がある可能性も十分に考えられます。そう思うと落ち着いてきたからといって油断はできない状態ではないでしょうか。

 

これほど全世界で長きにわたり続いているコロナパンデミックに対して、私たちはどのような意味を見出すべきなのでしょうか。

 

私はそれは、人間が始まって以来800万年間の基準点を考え直すべきキッカケなのではないかと思います。どういうことかというと、今までは脳を基準に生きてきたのに対して、これからは心を基準に生きていくというところに、基準点が変わっていくタイミングだということです。

 

今日は、その変化のためにはこの先何が大切なのかを考えていきたいと思います。

 

世界基軸教育では大前提、脳を基準に生きていては人間は1分1秒も誰とも同じ現実を見ることができないという観点の問題を語っています。そしてその観点の問題がわかると人類の歴史がみえると言っています。

 

過去の記事でも何度か書いたことがありますが、改めて人類歴史を大雑把に振り返ってみます。

 

私たち人間は誰も同じ現実を見ていないので、野放しにしては秩序を創ることができません。だから昔から力によって無理矢理いうことを聞かせて統制してきました。

 

大昔、王が国を治めていた全体主義の時代では、その王の見ている現実を基準にしていうことを聞かなければ殺すというような、暴力によって秩序をつくってきました。その秩序の中では、個人に引っ越しや結婚の自由さえもありません。王含め人々は、自らの信仰する宗教の神を崇拝しながら生きる時代でした。

 

その時代から、自分たちも王のように生きたいと願う人たちがフランス革命を起こしました。それによって王は倒され全体主義の時代が終わり、民主主義の時代が始まったのです。

 

この民主主義の時代では、基本的には全体主義の時代のように殺されることありません。しかし流れる時代の中で、一部の人たちが権力を握ってお金によって世界を支配するようになりました。この秩序の中では、生産手段を持たない人はそれを持つ人に従わなければなりません。自分の労働力を販売することでお金を獲得しなければ生きていけないからです。

 

だから我慢して合わせて演技するのが当たり前になっていて、今の時代は我慢の限界に達した若者が反発して、様々な事件を起こすようにまでなってしまっています。このような中で、AI普及の影響で無用者階級(ユヴァル・ノア・ハラリ著 サピエンス全史より)に転落する人が続出し、さらに通り魔などの事件が頻発するような社会になる可能性もあるのではないでしょうか。

 

一方で、科学の進化発展の副作用として起こっている地球温暖化も、無視できない状態になっていることは誰もが承知していることでしょう。この地球温暖化によって生態系が崩れ、2050年には地球上に人間が住めなくなるとも言われていています。事実上、人類滅亡の可能性さえあると言えると思います。

 

そして、2050年までいかなくとも、今世界で起こっている米中覇権戦争は文字どおり覇権争いなので互いに譲らず、核戦争に発展してしまう可能性もあると思います。

 

このように800万年間続いた人類の物質文明の結果、個人も国も危機的状況にあるのが今の時代ではないでしょうか。

 

そしてこのような中、人類が脳から心に基準点を移動するにはどうすべきなのでしょうか。

 

それにはまず2030年に日本文明が人類救済に成功する必要があります。

 

そのために世界基軸教育、完全学問を世界に普及させることです。この世界基軸教育、完全学問は究極の心である0=∞=1を根幹とし、大前提の観点の問題を解決することができます。その結果、個人の問題や国の問題、物質文明全体の問題さえも突破することができるのです。この教育については過去に書いた記事があるのでそちらをお読みください。

hyperconnection2012.hatenablog.com

hyperconnection2012.hatenablog.com

 

 

そして、2030年の成功を達成するために必要なのが、2025年には世界における日本の影響力を見せることです。そのためには今2021年、圧倒的な"違い"を発信できることが必要なのです。なぜならば、"違い"があるからこそ存在できるし、やる気が出るし、リーダーシップさえも発揮できるからであり、逆に"違い"がなければ全てが不可能になってしまうからです。

 

それではその"違い"とは何でしょうか。

 

それは以下の3つです。

 

1.  究極の心である0=∞=1のマスター

2.  日本文明の理解

3.  人間力・人間関係力

 

1.  はNohJesuの案内するセミナーにご参加ください。早ければ1日でマスターできます。

reiwaphilosophy.com

 

そして2.  、これは日本が明治維新以降、何をしてきたのか深く理解することです。

 

西洋列強によるアジア植民地化の進む中、日本は侍のプライドである刀を捨て、自ら近代化することに成功しました。その成功は凄まじく、西洋のオリジナルを遥かに超える性能の数々の空母、飛行機、そしてアジアの国々の素早い信頼獲得と統治は目を見張るものがあったと思います。そこから大東亜共栄圏を唱え、アジアの近代化を自分たちでやることを目指しました。

 

ところがそれにジェラシーをした西洋は日本を戦争へと誘導しました。日本は最後まで戦争を回避しようと努力していましたが、やむをえず第二次世界大戦へと突入することになったのです。

 

最初こそ勢いのあったものの、徐々に劣勢になっていった日本は、開戦3年後からは焼夷弾による本土空襲を受けるようになりました。そして最後は原子爆弾を2つも落とされ、一般人をも巻き込んだ多大な被害を被ったのです。そしてさらに敗戦後、東京裁判によって戦争犯罪国家であることを認めさせられ、日本精神を破壊、骨抜きにする政策を敷かれました。その結果、日本は自己否定と二度と熱くなるものかの決断をしてしまったのです。

 

しかしそのような決断がありながらも、日本は黙ってモノづくりに専念するようになります。上記のようなアメリカの政策はあったものの、無意識下には脈々と流れる日本精神がまだまだあったため、日本はそのモノづくり(経済)でも世界統一にまで上り詰めるほどの勢いがありました。

 

当時、対日貿易赤字が顕著であることを快く思わなかったアメリカはプラザ合意によって無理矢理円高を誘導し、その勢いを潰したのです。結果的にバブル景気を引き寄せ、そのバブル崩壊とともに失われた30年に突入していくことになりました。

 

これほど酷いことをされたら恨むことがあってもおかしくありません。しかし日本は、イラクアフガニスタンのようにテロを起こすこともなく、心平和でむしろアメリカに追従するほどです。私は思うのですが、これこそが日本文明の圧倒的な"違い"に他ならないのではないでしょうか。

 

そして3.  、人間力・人間関係力です。

 

これは観点の問題を我慢でやり過ごして生産手段をもった人に従うのではなく、それを明々白々に解決すること。そして我慢と従属ではなく一人一人が生産手段を持って協力関係を構築していくことで、新しい秩序を創ること。

 

世界基軸教育ではリゾーム組織と呼んでいますが、自分の会社の社長にもなれるし他人の会社の社員にもなれる、IDが自由自在の秩序を創る人間と人間関係の能力です。これもまた世界のどこを見渡しても見つけることができない唯一無二の"違い"です。

 

以上のような圧倒的な"違い"を発信できることで、2025年日本は世界の中で影響力を持つことができるのです。

 

フランス革命では民衆を王の奴隷から解放させたのに対して、日本は人間を脳の奴隷から解放し、世界を OneWorld (世界基軸教育で統一)に導くミッションがあると思います。

 

今世界では、コロナ禍による半導体不足に加え、投機マネーによる石油や穀物価格の高騰によってスタグフレーションが起こら可能性があります。脳から心に基準点を移すことで物質文明800万年間の限界を突破することは、このような現代の経済的な問題も解決することができるのです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。