宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

世界のスタグフレーション・ハイパーインフレーションとその突破口 nTech (令和哲学)

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円安と物価上昇が続いています。

 

今日はこのことについて考えていきたいと思います。

 

聞いた話によると、物価高と円安によってハワイではカップ麺が600円ほど、焼きそばとラーメンを注文しただけで4000円ほどもしたそうです。それ以外にもレンタカー代なども高かったとのこと。

 

日本では家計出費は前年より6万円以上増加しており、その内訳は約6割がガソリンなどのエネルギーで、残りのうち4割弱が食料品になっています。自給率の高くない魚介類は円安によって値上がりしているとのニュースもあります。

 

そしてさらに今年5月以降にはさらなる円安により、輸入に頼っている小麦や砂糖の値上がりが加速し食料品の価格が上昇、それ以外にも各種工業の原材料や光熱費までもが値上がりすると予測されています。

 

安倍元総理は円安は日本経済にとってプラスだとは言っていますが果たして本当にそうなのでしょうか。

 

アベノミクスによって2%の物価上昇を目標として量的緩和政策を講じてきましたが、その狙いは、仕入れ価格は据え置きで売上(物価)と労働者の給料、そして企業の利益を増やすことだったと思います。

 

しかしその政策は功を奏したのかというとイエスとは言えず、給料が上がらないのに物価だけが上がるスタグフレーションを招いてしまっています。

 

アメリカでは今、コロナの落ち着きとともにばら撒いたお金を回収するために、そして物価の上昇を抑えるために、利上げをしようとしています。円とドルの利率に差がつけばつくほど円を持つよりドルを持つ方が得になるので、相対的に円の価値が下がってドルの価値が上がる円安ドル高となっていくのです。

 

そうなると仕入れ価格が据え置きにすることができずに、円安になった分その物価が上昇、労働者の給料と企業の利益にお金が回らなくなっているのです。結果、給料が上がらないし企業の成長が止まってしまう状況になるのです。

 

そして給料が上がらないから消費者の購買力が落ちて企業の売り上げが下がる。また円安がさらに進むと仕入れ価格がさらに上がるので、より物価が上がり給料と企業経営を圧迫するようになっていくのです。

 

一方で、世界の自動車生産台数はコロナ禍で一時的に縮んだものの基本的には伸びています。その中で日本の自動車販売台数は低下または横ばいの状態が続いています。

 

この理由は結局のところ、購入を躊躇させる要因が諸々あったとしてもそれを乗り越えてでも買いたいと思わせることができていないということだと思います。逆に言えば、どんな状態であっても本当に欲しいものであれば売れるということです。

 

安倍政権は、昔のトヨタ車やソニーウォークマンのように世界で売れる製品を生み出す産業を創れなかったために、結局最低賃金を引き上げることで給料をあげようとしたのです。しかし結果的にごく一部の企業で少し賃上げできただけで、多くの企業では非正規雇用の割合が増えたり、賃金の安い海外に拠点を移すなどのしわ寄せが起こり、日本全体としては思うような賃上げの成果を得られませんでした。

 

今現在このような背景のもと、円安による仕入れ価格の上昇により物価だけが上がってしまう現象が起こっているのです。

 

そしてさらに話を続けるなら、アメリカのGAFAのひとつであるAppleの従業員一人当たりの売り上げはトヨタのそれの3倍以上、さらには一人当たりの付加価値は8倍以上というデータがあります。

 

この付加価値というのは比較的直に賃料に反映されやすく、安倍政権がこのような産業を創れなかったことが日本の給料が上がらない現状をつくってしまっていると見ることができます。

 

だから何度も言いますが、高くても買いたいと思わせるものを創らないとお金だけたくさん刷ってもスタグフレーションを招いてしまって明るい未来はないのです。

 

これまではアメリカと中国の景気が良かったのでまだ良かったですが、今はどちらも景気が後退しています。そうなると日本もその影響を受けるので、さらに海外で買い手がつかなくなり苦しい状態へと追い込まれていくでしょう。

 

ちなみにこのGAFAの例は超格差社会を産んでしまうし、サプライチェーンなど経済に問題が起こればすぐにでも止まってしまうので、長期的な目でみるとこの時代の最適解にはなり得ません。超格差社会を是正しながら世界の人たちが高くても欲しいと思うもの、経済に問題が起こっても安定して活性化できるもの。そんな新産業、新製品が必要なのです。

 

このような日本と世界の経済の現在地に、明確な代案として発信できるのが令和哲学であり世界基軸教育でありnTechなのです。

 

今まではモノによる間接的な感動を追求して生きる意味価値、ビジネスチャンスなどをつかんできました。これは物質エネルギーを基盤とした活動と言えます。ところが今、日本でスタグフレーションが起こることでニーズがあっても供給が難しく、供給ができたとしても値段が高くて買えない状況になっていきます。

 

一方nTechは、人間の心に直接感動を届けることができる心感覚を案内しています。これは心エネルギーを基盤としているので、世界中で物価が上がってスタグフレーション、もしくはハイパーインフレーションが起こったとしても安定して内需の活性化ができるのです。

 

また心感覚は、人間一人一人のアイデアを生む力やイノベーション能力を飛躍的に伸ばすことができるので、日常やビジネスに応用活用するなどあらゆる場面で活躍でき、経済の循環を創出できます。そしてさらには「自由主義vs共産主義から脳vs心」や「JAPAN MISSION」などのビジョンを提示することもできるので、日本全体を燃え上がらせることもできるのです。

hyperconnection2012.hatenablog.com

 

最後に改めて、本当にこれから日本も世界も経済が未曾有の大変な状態になっていくと思います。そうなったときに日本から世界に安定して新しい経済大陸を提供できるのが nTech なのです。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。