世界で物価上昇を受けての政府に対するデモが広がっています。
現在の世界の状況を察するのにとてもわかりやすい映像だと思ったので載せてみましたが、これらはいうまでもなく2019年からのコロナパンデミックによるサプライチェーンの停止に加え、ロシアウクライナ戦争による魚介類や小麦、ひまわり油などの価格高騰、そして各国の品物の輸出停止によるそれにまつわるモノの価格の上昇が原因になっています。
経済のグローバル化により先進国はより豊かな生活ができるようになり、発展途上国や後進国でもグローバル企業の恩恵を受けてある程度の生活ができるようになってきたが、そのシステムが明らかに崩壊しつつあるのが今なのではないでしょうか。
特に小麦は輸出量世界1,2位はロシアとウクライナである上に、どんなメニューにでも使うことから、世界各国に壊滅的なダメージを与えています。
そして自国内の供給を安定させるために、インドの小麦やマレーシアの鶏肉、インドネシアのパーム油、中国の化学肥料、そしてアルゼンチンの大豆粉や大豆油など、各国がさまざまな品物の輸出を停止しています。これらの影響を受けて各国の経済に大なり小なり影響が出ることは避けられないことだと思います。
この世界各国のデモは間違いなく世界情勢を象徴しているのもだし、何かしら手を打たなければより苦しい状況になることは簡単に予測できます。
日本の物価上昇率は2.5%と世界と比較するとかなり抑えられてはいますが、これはまだ序章にすぎず、秋口以降本格的に上昇していくと言われています。
そうなった時に私たちはどのような選択をしていくべきなのか。
そこでどんな状況になっても安定した供給を可能にさせる nTech による日本式経済発展モデルの出番です。
為替レートや輸入品の価格の影響を受けない互いの信頼関係をベースとした認識経済と新産業の創出を可能にさせる根幹の概念 A=not A を案内しながら、この世界的な危機を日本から突破していくことができるのです。
お読みいただきありがとうございました。