宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

キーワードは「バブルの解消」

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一説では人類は2050年には温暖化により地球上に住めなくなると言われています。

 

そのようにこれから訪れるであろう危機によりホモサピエンスが滅種となるか、画期的な突破口を発見し新文明創建にいくことができるのかは、この2022年、2023年、2024年にかかっています。

 

そのように重大な局面を迎えた人類のここ数年の世界情勢はだいたい以下の通りです。

 

まず世界経済は2007年のリーマンショック以来、大量にお金を印刷するという量的緩和金利を引き下げを講じてきました。その上で、2020年コロナパンデミックによるサプライチェーンの破壊と中国のゼロコロナ政策による景気後退、米中経済戦争による中国の排除、そしてロシアウクライナ戦争による経済への悪影響などが背景となり、世界的な物価高が津波のように押し寄せています。

 

日本では2.5%、アメリカでは9.1%もの物価上昇率となっており、このアメリカでは上昇率を1%下げると6%の人が失業し数千万人が職を失うことになると言われています。また例えばベネズエラでは13万%(IMFによると156万%)と桁違いの物価上昇となっており、それに追いつくため月給ではなく週給、日給という形で給料を受け取らざるを得ず、未来に希望がない状態となっています。まだ日本は世界と比べるとそれほどひどい上昇ではありませんが、いつハイパーインフレーションが訪れるのかわからない状況だと思います。

 

アメリカはこの危機に対応すべく去年から量的緩和を絞るテーパリングと市場のドルを回収する金利引き上げを行なっていますが、これは様々な状況にある国の現在地を無視し、個人、企業、国、そして世界の経済までも破綻に追いやる可能性のある行為だと言えます。しかしながら、この世界経済の危機を突破できる解決策を誰も打つことができないのもまた否めず、一方的に文句を言えないのが現状です。

 

そもそも私たち人間は何を見落としてきたために、このような八方塞がりの状態に追い込まれてしまったのでしょうか。そこに対する答えとして、nTech では経済は全てバブルであることをわかることだと言っています。

 

産業革命以来人類は、5感覚を満足させるためモノづくりに明け暮れるようになり、本来人間が考えるべき人間とは何か、どう生きるべきなのかについて追求することを放棄し、経済成長を優先させてきました。そしてその後、お金がお金を生む仕組みである金融経済を開発し、さらなる利益を求めるようになりました。岸田総理がグレートリセットを合言葉に新しい資本主義を語っていますが、これを本当の意味で実現するためにはこのバブルを解消する必要があるのです。

 

またさらに遡り、産業革命以前、認知革命により人類が言語を開発し狩猟から農業を営むようになった時代でさえも、その言語がバブルであると nTech では規定しています。この時代の言語のバブルはその言語の特徴にあり、5感覚の目で見て主語Sと述語Vを規定してコミュニケーションをとることにあります。言い換えるなら5感覚脳を基準に生きること自体がバブルであり虚構であるということです。

 

以上のようなバブルを解消すること。これがこの時代の危機を突破できる唯一の道なのです。ではこれらバブルの原因は何でしょうか。

 

それはカイコのサナギとマユに例えられます。人間は、一人一人自身の思い込みの世界の中に住んでおり、自分の見ている世界を1分1秒たりとも他の人と共有したことがなく、共通土台0、疎通交流できず秩序を創ることができないカオスの中に生きているのです。その状態で暴力、財力に我慢し、合わせ、演技しながら文化文明を創ってきたのが今までの時代なのです。

 

これからの時代はこのカイコのマユを突破して、バブルを解消、グランディングへ向かうことであり、それはホモサピエンス人間性能3.0のホモゼウスへと進化することです。これは同時に人間が、一人一人の観点の問題(カイコのマユに閉ざされていること)を一掃し、PU(Personal Universe)の作動原理、PCの作動原理、意識の作動原理、意思決定の原理を理解し、団結精神を持った心人間に生まれ変わることでもあります。

 

それにより化石燃料に裏付けされた現在の産業時代から、コスト0で人間の感動を生み出す和業の時代へと移っていくことができるのです。

 

これは明治維新で大成功を収め自信に満ち溢れたステージ1の日本が、太平洋戦争を通過することで徹底的にその精神を破壊され根深い自己否定とリーダー不信となったステージ2の日本を卒業し、全世界を上記のような危機から救済、 OneWorld へと導くステージ3の日本へと生まれ変わることに他なりません。

 

私はこのような次の時代をリードする日本を創る活動をしていますが、このことを1人でも多くの方と共有できると嬉しく思います。

 

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本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。