価値創造という言葉を知っていますか
企業がマーケティングにおいて、お客様にどうしたら商品を売ることができるのかを考えるときに使うものだそうです
今回話を進めるにあたって、価値創造の価値とは何かということに最初に少し触れておきたいと思います
単刀直入に価値とは問題解決した時に生まれるものです
たとえば、朝会社に遅刻しそうになってタクシーを拾うとしますね
そのタクシーには時間を短縮して会社に到着できる価値があるわけです
そんな風に困ったと思うことを解決してくれたとき価値があるといいます
だから価値=問題解決なのです
本筋に戻りますが
物質的な欲求が満たされた今、世の中の市場は買い手主導
売り手側はそれに合わせていかに価値を生み出すのか、そのアイディアを絞るのに悪戦苦闘していると思います
先ほどの価値とは何かで触れたように、売り手側が価値を生むためには問題の解決をしなければなりません
ところがそれをするためには、当然まず何が問題なのかを提起する必要があるのですが、それを誰もシャープに提起できていないのです
物質的には過去最高に豊かになっているにもかかわらず、心は過去最高に苦しい状態
その状態に対して何が問題なのかはっきりとわからないのです
そんな状態ではあるものの、売り手側は売り手側で、何もしないと生き残れません
だから今までの価値を必要以上にに強化したり、代用したりしてなんとか対応しようとしている状態でしょう
結果、買い手はもうそんなに必要としてないのに、売り手は必要以上に売ってくるといったアンバランス状態になってしまっています
このまま放っておいたら共倒れになりそうですよね
じゃあ一体何が本当に問題なのでしょうか
それは思い込みに観点が固定していることが問題なのです
たとえば自分はこんな人間だ、とか社内ではこう立ち振る舞うべきだという思い込み
意識的な浅いものから無意識的な深いものまで様々なものがありますが、そのような思い込みから自由になれないために苦しくなる
そしてさらには自分は人間だ、存在は存在しているなどという最も根深いレベルの思い込みも問題なのです
この観点固定に気づき、そこから自由になることで苦しい心から解放される
今の時代はそれに一番の価値があるのです
最もシャープな問題提起とその問題解決を nTech は提供できるのです