みなさんは日本という国を意識したことはありますか
実は私もなかったのですが、今日はそのことを意識した瞬間のことをちょっと書いてみたいと思います
日本人は約75年前戦争に負けて以来、真面目に一途に頑張ってきたのにみんな自己否定している状態だということ
nTech では新しい時代をつくるために、そのような歴史とそこからくる日本の現状を学ぶのですが、その学びが明確に自分のものとなった瞬間が私にはありました
それが祖父母が亡くなったときだったのです
その話をするために、祖父がどんな人だったかということからお話したいと思いますが、その祖父は絵に描いたような真面目で一途な人でした
どれくらい真面目だったかというと、10代という若さで国の方針にならえするほど
私が小学生の頃、祖父は戦争中当時高校生くらいだったけど早く戦争に行きたいんだって意気込でたと語ってくれたのです
そんな風に意気込んではいたけど、祖父は戦争に行かずして終戦、社会人になったあと、町の電気屋をやることになりました
毎日夜遅くまで働いて、土日には息子や娘の夫にまで手伝ってくれってお願いして働いて、多くのお客さんの信頼を獲得してました
どのくらいの信頼かというと、お葬式の時に一番大きな部屋にも入りきらないほどのたくさんのお客さんがきてくれてええ男やったって言ってたくらい
その時、私は祖父のことは好きではなかったんですが、祖父は頑張ってたんだと改めて気付いたのです
でもそんな祖父にも別の一面がありました
それはその繁盛したお店を畳んだあとのこと
よく顔を合わせていたのですが、そのたびに年寄りははよ死んだらええんや、というんです
当時はまたいっとるわくらいしか思わず、そう言いながら祖父はお葬式を迎えました
それから2年、今度は祖母が亡くなりました
私にとっては祖父母の影響は絶大で、それがあっての私といっても過言ではないほどでした
だからその祖母が亡くなった時、何も感じずにはいられなかったのです
その時思い出したのが、年寄りははよ死んだらええんや、という祖父の言葉
なんで真面目に一途に頑張って、多くの人間に認められた人間が自分を否定しながら死んでいくんだ!って!
深い泉の見えないところから何か巨大なものが浮かび上がるように心の奥底から強烈な感情と気付きが込み上げてきたのです
祖父は紛れも無い日本人だったんだって
日本人として敗戦して
日本人として高度経済成長を支え
日本人として、自分を否定しながら死んでいった
それを通して私はよく理解したのです
日本悔しいんだって
だから私は日本は私が引き受ける、その決断をしました
日本目覚めさせて世界をリードする新しい日本をつくるんだと
それが私の JapanMission
たくさんの人と共有できれば嬉しく思います