私たちは生きる中で様々な思考や感情を使います。
その思考や感情をうまく使えればいいのですが、それをコントロールできなくて困ったことになることは日常よくあることでしょう。考え感情をどうコントロールするのか。この問題は多くの人が取り組む課題ではないでしょうか。
このことを考える上で、まず考えたいのはどこに基準を置いているかです。
考え感情に基準を置いていてはそれを変化させるのは容易ではありませんが、大前提私たち人間は5感覚に基準を置いていますよね。目で見て、耳で聞いていますが、その感覚器官から得た情報から考え、感情が生まれます。
そしてその考え感情から行動を起こします。その結果、ある人は、ある人を見てあの人は綺麗な人だと思った。ある人は、会社の中で立ち回りがうまくて社長になった。ある人は、飛行機を発明した。ある人は、木からりんごが落ちるのを見て重力方程式を完成させた。
みんな同じ5感覚で生きているはずなのに、全然違う結果になっていますね。もちろん、時代も場所も違うというのはありますが、なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。
それはディファインに原因があると言えます。
ディファインの違いによって、考え、感情、言葉、行動全てが変わってきて、出力される結果に大きな違いが生まれるのです。
例えば医者は体を細胞の塊で見るし、整体師は骨や筋肉の集合で見るし、一般人は体を自分もしくは一人の人として見ますね。このように、同じものを見てもどう見るかで考え、感情、言葉、行動が変わってしまいます。
だから何をどうディファインするのかは、生きる上でとても大事になってくるのです。
認識している現実を物質でみるのか、意識でみるのか、原子の集まりでみるのか、エネルギーでみるのか、はたまたOMでみるのか。そのデファインからどんな感情を乗せるのかによって、どんな生き方になるのか決定されるのです。
本日も最後までありがとうございました。