宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

NohJesu考案「知のワールドカップ」

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ワールドカップといえば、様々なスポーツがありますが、多くの人はまずサッカーを思い浮かべると思います。

 

今回は、そのサッカーに準えた知のワールドカップについて書こうと思います。

 

世界的に主義主張がなかなかできない日本人が、その曖昧さを脱却して日常から活発に意見交換と積極的な情報発信、人との関係性をつくっていけるか否かは、今の時代においてとても大切なことだと思います。

 

AIが普及してモノづくりから人づくりへと移行していく中、そのような能力は日本国内に留まらず世界中で必要とされています。私たち日本人にとっては、主義主張ができなくて国内外関わらず存在感が消えていくのか、コロナ禍の中東京五輪開催をきっかけに世界をリードしていくことができる日本人になるのかの瀬戸際にきているのではないでしょうか。

 

そのような現在地の私たち日本人に、ゲームを楽しみながら世界をリードしていく日本人になっていく道を案内するのが知のワールドカップなのです。

 

サッカーではチームプレーで攻撃と守備があるように、知のワールドカップも5人1組のチーム戦でシャープな質問と論理で攻守を繰り返します。

 

最初のお題、例えば「AI時代にTo Live Bestな生き方とは」に対してあらかじめチームで準備した50文字の文言を提示します。それに対し相手チームが褒めた後、否定的観点を投げます。その後その否定的観点に対し返答、さらに相手側の50文字の文言に対して同じように褒めと否定的観点を提示します。

 

このような流れを一定時間と一定回数繰り返し、タイミングをみて5つの観点で相手の論理を否定するシュートを放つ。シュートになったか否かは審判が判断しますが、それが通ったら相手側はその5つの観点に答える。そしてゴールが決まったか否かを審判が判断すると言った流れ。

 

楽しむゲームと言いながらも、現場は緊張感が張り詰めるドキドキする場面もあって集中力が必須、今の自分の持てる力を全部使って勝負するような感じになります。

 

試合に出場する選手たちは、表側のチームプレーはもちろんのこと、裏側でもシャープな観点を提示できるように電話をつないで意思疎通していたり、相手チームの言葉を文字化していたりとバックアップがすごいんです。

 

そして頑張っているのは選手かと思いきや、なんとなんと場を運営する側もすっごいチームプレーなのです。前もった準備や打ち合わせは当然のこと、運営チームも本番中は表側のチームプレーと裏側のチームプレーがあるのです。

 

だから知のワールドカップの試合現場では、選手2チームと運営チームの合計3チームが表裏でチームプレーする感じになるという、なんとも素晴らしい場になるのです。

 

このようにみんなで1つの場を創っていく中で、相手チームの主義主張が何なのか、相手が何を意図して話しているのかを汲み取り、褒め、シュートにつながるような、もしくはシュートが決まるような観点を投げることができるように練習していく。

 

そうすることで主義主張、意見交換、情報発信、さらには人との関係構築のトレーニングを重ねていくことができるのです。

 

知のワールドカップはこのようなトレーニングを行なっていくことで世界をリードする人間を量産していく仕組みでもあるのです。

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