
2013年黒田バズーカから8年。
円安になると輸入品の価格が上がりますが、例えば小麦や砂糖は6割から9割を輸入しているので、それらを原材料とするものは全て値段が上がります。
国産のものを消費すればいいと思ってもガソリンなどエネルギー価格も上がるので、それが絡むものは全て高くなっていきます。
今アルゼンチンではハイパーインフレーションが起こって月4%ずつ物価が上がっていますが、時間が経てばどんどん物価が上がるので、みんなが買い溜めしたり商品の質が明らかに劣化するなどの現象が起こっています。
ここまではいかないにしても、このままいくと日本でもこのような状況に少しずつ近づいていくと思えば間違いないでしょう。
このような現象を回避するには円安を抑制すればいいのですが、なんと実はそれも難しいのです。
少しデータの時期が前後しますが、住宅ローン利用者は2019年時点で43%程度。住宅ローン利用者のうち2020年時点で変動金利で組んでいる人の割合は62%程度。
多くの人が変動金利で住宅ローンを組んでいるので、その人たちの生活が破綻しかねない状況に近づいてしまいます。
まさにこのままいってもダメ、円安を抑えてもダメののっぴきならない状況になっているのです。
このような状況下で安定した経済循環をどう生んでいくべきなのか。
それはお金でなんとかしようとするのではなく、みんなが欲しいと思う商品、産業を創造することであり、それだけが唯一この状況を突破できる方法なのです。
それに対して nTech は明確な代案を案内できる教育コンテンツなのです。
本日も最後までありがとうございました。