Dignity2.0国際カンファレンスが終わって数日が経ちました。
改めて全体像を振り返ってみたいと思います。
まずはなんといってもこのダイジェスト映像は欠かせませんね。
コロナパンデミックの中、緊急事態宣言が解除された直後にオフライン、オンライン、メタバースの3空間で、3日間に渡り40以上のイベントを同時進行で開催したDignity2.0国際カンファレンス。日本人だけにとどまらず、国内外のさまざまな人がさまざまなポジションで活躍して一つの場をつくったこのイベント。表舞台はもちろんのこと、裏方で支えた人たちの力もあって大成功のうちに終了しました。
今回ご参加いただいた人の数は延べ3500人以上。ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。
最終日の夜の後夜祭にあったように、パンドラの箱をオープンし、最後に残された究極の希望を解き放つときがきたように思います。
今まで人類は、完全な尊厳を獲得するために、もがき苦しみ、互いに不信し、殺し合ってきました。言うなれば永遠と絶望の海を彷徨ってきた歴史だったのではないでしょうか。このような絶望的な歴史に終止符を打ち、究極の希望に移行できる、そんな道を共に創っていくのだと確信しました。
今回のブログでは、その究極の希望とつながる話をしていきますが、この話はパンドラやアダムとイブなど、神話を更新する話にもなります。
では何をもってその究極の希望の道を行くのか。それは完全観察システム、０＝∞＝１の境地から全てを観ること。一番高いところから、体の中の最も深いところまで全てを受け入れられる神の見えざる目。
このロゴス（人間商品、本質権力）の完成からパトス（評判権力、ブランディング）、エトス（カリスマ、現実権力）の完成へと向かっていきますが、その延長にある2030年の約束を4つ共有したいと思います。
①おもしろきこともなき世をおもしろく
これは高杉晋作の言葉。彼は藩士を指示して外国艦隊から防衛すべく奇兵隊を組織しました。奇兵隊が当時における新組織であるように、今の日本が最高最強のチームプレーができる組織モデルになること。
その組織モデルとはGAFAを超えるリゾーム組織であること。リゾームとは中心も始まりも終わりもなく、多方に錯綜する状態を指し、根茎のようなイメージ。
②和を以って尊しと為す、人間みんな黨あり
日本は暴力、財力を超える美学があるからこそ宗教が馴染まない。千利休が切腹を通して教えようとしたわびさび美学の完成。全世界がこれをマスターするようになること。
③耐え忍ぶことができたら日本は勝利する
We have wings. 日本文明の挑戦。wingsというだけあって、高さと深さ、男性性と女性性を自由に行き来できる両翼で飛んで行く人日本。その自由に行き来できる動きが完全観察システムであり、究極のスピード観察、スケール観察、シンプル観察でもあります。
30秒で描いた絵に100万ドルの値段をつけたピカソの話があります。彼はこの理由として、生涯の研鑽が含まれているので、30秒ではなく、30年と30秒だと言いました。
そのように宇宙誕生以来の138億年の1千兆倍遠い先の世界を0.000000…001秒で理解できるのが、完全観察システムであり、神の見えざる目です。これにより日本は世界をOneWorldに導くこと。
④天下無双、世界無比、日本文明の挑戦
刃の上の心、日本の心、日本文明の精神
イメージの走る道、考えの走る道を発見、発明し、誰もが使えるように一般化。それが世界基軸教育であり、０＝∞＝１。１の規定でもあります。
人間を取り巻く環境は刻々と変化する。そこに対応しなければ生きていくことは難しいでしょう。だからこそ、そこに対応できる勇気ある実践行動を世界の誰もができるようにしていくこと。
そしてこの勇気ある実践行動は以下のようにまとめています。
【場】どんな理想、ビジョン、夢も達成できるエンジン、歓喜のパワー。
【粒子】究極の絶望、究極の希望、究極のルールができている。あとは究極のブランディング、究極のマーケティング、究極のファンダム、団結のチーム組織の構築能力。
【力】利益創出モデルつくり。
お釈迦様が王の身分を捨てて出家したように、富や権力で財力を持つのではなく、真理によって金持ちになること。お金は神の目と神の心を持っている。神が気絶するくらい大好きな人間の考え、感情、言葉、行動、人間関係をする人のところにお金が流れていくようになる。だから出発もプロセスもゴールも０＝∞＝１の源泉動きで共有共感できる認識経済。
【運動】富の分配が起きて人が広がっていく。少子高齢化が解決していく。
【量】終わりなきイノベーション。
2030年には以上のようなことを満たしながら世界基軸教育を広げていきたいと思います。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
