宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

環境活動家を通してみる今とこれから

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今日は若手環境活動家たちの活躍を例に、未来社会について考えてみたいと思います。

 

大前提、未来社会の主人公は若者です。しかし今、若者はかなり絶望しています。例えば京王線殺傷事件の犯人ように、死刑になりたいから人を殺したなど、自分の人生を全て投げ出してまで今の社会はおかしいと言っているのではないでしょうか。

 

だから若者にとって今の時代を生きることは簡単なことではないと思います。

 

若者は、今までは最先端の知識を大学で学び、その最先端の知識を持った人として社会に出ることができました。ところが今はそうではありません。最近の知識はIT化されているので、ライフサイクルが極端に短く、終わりなく暗記・勉強しなければならないのです。だから多くの若者が、そのような社会を諦めてしまうことが多いのではないでしょうか。

 

このように若者が、この社会でプライドと自信を持って活躍できる環境が極端に少ないのだと思います。若者は経験も人脈もなくお金もない中で、周りを見ても希望がないので、先の京王線殺傷事件のような偏った選択をしてしまう人が出てくるのだと思います。

 

このような時代において、若手環境活動家グレタ・トゥーンベリさんのような方たちの活動に着目すると、いい意味で戦争であるともみることができます。

 

GDPを高めるために、作ったものを使わないままゴミとして捨ててしまったり、使うことができるものでも値段を調整する目的で廃棄するケースがたくさんあります。そしてそのことが環境破壊につながっています。

 

また今、環境破壊が進んでいる上に、自然生態系にまで人間が入り込んでいっています。そして動物の体の中にいたウィルスが、人間の体の中に入ってくるようになっています。その結果、コロナパンデミックが起きて世界で500万人が亡くなり、社会秩序の維持が困窮を極める状態にまで来ています。

 

だから若者が、大人が作った秩序に対して手放しで賛同できない状態があるのだと思います。

 

今回イギリスで開催された、地球温暖化の問題をどのようにクリアするのか、炭素排出量をどのように減らすのかを議論するサミットでは、参加者が大統領専用飛行機に乗って来ました。若手環境活動家たちはそれをみて、地球温暖化防止のための会議なのにそんなことをしていては温暖化に拍車をかけてしまって本末転倒だと、発言していました。

 

このように自分たちの活躍が難しい、大人が作ったこの文明のパラダイムを変化させていくために、環境問題を通して若者が結集していくことはかなり深い意味があると思います。

世界基軸教育では物質文明を心文明・心時代に移動させるために、学問と教育を徹底的に心中心に変化させることがとても大切だと考えています。環境活動家含め多くの若者が、物質文明から心時代に移動できるところに参加できたらいいなと思います。

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。