世界基軸教育、令和哲学では、私たちの生きている現実は様々な不便を解決した結果態であると言っています。
その上で、現実を生きる私たちが今もっとも不便に感じていることとは何でしょうか。
そしてこの「不便」という言葉を別の表現で言い換えるなら、「質問が出ること」と言い換えることができます。
人間と人間の宇宙が無いところはどんな状態だったのか?
どのように人間と人間の宇宙が実在するようになったの
人間と人間の宇宙が実在するようになった最初の事件とはどんな事件だっ
その人間と人間の宇宙がなぜこの模様・
人間と人間の宇宙はどこに向かってなぜ行かなければならないのか
人間の生老病死はなぜあるのか?
そしてそれにはどんな意味があるのか?
などなど、終わりなきたくさんの質問が生まれます。
しかし、人間と人間の宇宙が実在しないとなるとどうでしょうか。これらの質問をする必要がなくなってしまいます。
私たち人間は、138億年前にある一点からビッグバンが起きて今の宇宙が生まれたと考えています。そして未だにその宇宙は膨張し続けていると思っています。人間と人間の宇宙が実在しないところから、ある瞬間を境にそれらが姿を現し実在するようになったと解析しています。
何の疑いもなしに、ビッグバンから生まれた宇宙が実在していて今も膨張を続けていると思い込んでいますが、もしもこの宇宙が実在しないとなるといかがでしょうか。人類が誕生して以来、800万年間ずっと脳が生み出した宇宙に意味づけ価値づけして生きてきたことが、文字通り無意味になってしまいます。
意味づけ価値づけできる人間と人間の宇宙がある状態と、その正反対の意味づけ価値づけできない人間と人間の宇宙がない状態。100円玉の表があれば裏があるように、宇宙がある状態とない状態は表裏一体であり、言うなればイコールの状態なのです。
このイコールである状態を証明できるものが認識技術であり、そのように対称性を証明することを美学とも呼んでいます。
今科学では物質を分けていくことで、物質は分子であり、原子であり、素粒子であり・・・と膜まで解くことに成功していますが、これでは人間と人間の宇宙が実在しない状態には到達できません。
だから認識技術、美学では分けていくのではなく、対称性をつけていくことを案内しています。もうこれ以上の外がない最も大きな世界をこの現実につけること。そうすることで、その最も大きな世界も現実も両方ゼロ化できること。このオールゼロ化が起こった時に、宇宙全ての存在を存在させ、その存在を変化・運動・
その源泉動きだけが実在している、
西洋の心理学では5感覚の結果物に対しての感情とか想いを語りますが、認識技術、美学はその心理学に対して、心が動く心動学と言われています。
目無し見る
手無し触る
足無し歩く
脳無し生きる
体無し死ぬ
と言っていますが、源泉動きだけが永遠にある永遠不変の世界を鮮明にさせることで、このような心の感覚を使うことができるようになるのです。
では、ここからはこの認識技術、美学を活用することで現実にはどんな恩恵を生むことができるのか。少し考えてみたいと思います。
今、日本の生産性が急減している問題があります。
しかし、これからは脳で生きる時代から心で生きる時代に移動します。
生産というと、今まではモノ商品を生産していましたが実はこれからの心で生きる時代は、情報知識を生産する時代になっていきます。
そしてその情報知識は今までの情報知識とは違います。新しい学問、新しい哲学を使って一人一人が自分の哲学や自分の思想を持つことで創られる自分の学問が、これからの情報知識なのです。
そうなれば、今までのようにモノ商品やサービスで間接的な感動を得ていたところから、脳に直接感動を
そのような変化が起こると、70代80代でもまだまだ生産人口に入ることができます。
今、コロナパンデミックで500万人以上の方が亡くなっていま
脳1つに観点が固定されている状態から、観点が0、∞、