宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

日本文明の歴史的EMOTIONALカウントダウンに参加しました

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明けましておめでとうございます。

 

今日から2022年ですね。

 

2022年は日本にとっては新しいものを受け入れるエネルギーの年です。なので令和哲学・世界基軸教育にとっては今年が全てを賭けた勝負の年になると言っても過言ではない年ですね。

 

そんな2022年を迎えるにあたって、実は昨夜歴史的EMOTIONALカウントダウンと題して3時間オーバーのオンラインイベントに参加してまいりました。

 

昔から令和哲学ではその内容を一部映画マトリックスを使ってお話をしてきたのですが、年末に続編マトリックスレザクションズが公開されたこともあり、その解析をする時間がありました。とてもとても令和哲学とオーバーラップするところがあり、楽しみながら理解することができました。

 

また2021年は仲間達とめちゃめちゃ頑張った年でもあります。その頑張った仲間たちの1年の振り返りをシェアする時間がありました。

 

その話を聞いていると、もう何年も前に始まったことかと感じていたけど、実はまだ1年も経っていなくて本当に1年って一瞬だなって感じたり、大々的に始まったプロジェクトがあったけど、その裏では実はドキドキしていたなど内心の話とか聞けて、そうだったんだって興味津々になったりと、いろんな感情になtたりもしました。

 

こんな風にいろんな話がありながらの3時間は、すぐに年越しのカウントダウンの時間になりましたが、みんなと仲良く楽しく頑張った2021年に別れを告げ、2022年のスタートを切ることができました。

 

今日は時間がないので短めですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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「心感覚」公認アンバサダーができました

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多くの本屋で平積み、売れ筋No.1となっている「心感覚」が発売されて約2週間になりますが、なんと今回、特設サイトに公認アンバサダー登録の項目ができました。

 

www.noh-jesu.com

 

特典として

 

①本の内容が深まるワークシートプレゼント!

②人気の読書会情報をお届け!

③自分でも読書会を開催できる!

④未来につながる新しい仕事や産業を生み出す担い手になれる!

 

とのこと。

 

すごいですね。素晴らしいですね。読書会に参加できて色んな人と繋がれるのもいいですし、ワークシートで内容を深められるのもいい。

 

そしてそして、なんといってもコレ!未来につながる新しい仕事、産業を生み出す担い手になれる!

 

これほんとに凄くないですか?

 

今日本の中に未来産業がないと言われています。一世を風靡したトヨタに未来がない状態で、半導体も今や米中がシェアを占める中、世界における日本の存在感が消えていっています。

 

そんな状況下での未来産業の担い手ですからね。素晴らしい!

 

私自身も一通り読んでみましたが、人間の考えには走る道があるのだということ、そしてその道を使って究極の希望に案内していることが斬新すぎてビックリだったのです。

 

考えの走る道を使うということは、経験なしで思考によって究極の絶望に到達し、そこから二度と絶望できない希望そのものにシフトするということ。そしてさらに、これが人間だけができる思考の存在理由だということ。

 

こんな内容は唯一無二であるのはいうまでもありません。

 

だから他の本のように抽象的な幸せの How to を語るものではないし、本気で向き合って理解した分だけ希望を獲得できる、そんな本だったのです。

 

絶望の蔓延る今の時代、これは未来産業になることは限りなく可能であるということが、私自身もひしひしと感じることができました。

 

ぜひみなさん、公認アンバサダーチャレンジされてくださいね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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思惟を深めるということ

f:id:hyperconnection2012:20211230072946j:imagenTech では思惟を深めることで悟っていくと言いますが、その思惟を深めるというのはどういうことでしょうか。

 

それはまずは宇宙がないことを知る必要性を語れるくらい思考を深めることです。

 

人間は目を開けた瞬間、それぞれの観点によって解析を始めます。だから人間の観点が働かない物質宇宙がどのくらい純粋な宇宙なのか、そしてそれがわかるといかに私たち人間は無意識でその宇宙に意味づけ価値づけをしているのかがわかります。そうすると、それによって人間は互いにバラバラの現実を見て摩擦衝突を繰り返してしまうことがイメージできます。

 

仏教やキリスト教では悟りの世界を追求するのに修行や苦行をします。でもそれも考え1つが何のためにあるのかを明確にわかれば、そんなことをしなくても悟りに到達できるのです。考えは悟ためにあるのだから、その考えを正しく使って思惟を深めることが人間のやるべきことなのです。

 

数学・物理学など科学の観点から考えると、自然界の最小の点である原子は素粒子から、素粒子はひもから、ひもは膜からできていると言っています。それによって仏教の9禅定の5段階、空までは解くことができます。しかしそれ以降の6段階ネーミング可能な心(現在・過去)、7段階ネーミング不可能な心(未来)、8段階変換装置・観点(外を除くことができる鍵穴)、9段階イメージ不可能な素材までは解くことはできません。

 

そしてさらに、その仏教にも到達できない9段階のイメージ不可能な素材は何かのファイナルクエスチョン、ファイナルアンサーにはさらに到達できません。このファイナルクエスチョン、ファイナルアンサーに到達できるのが nTech であり、それが思惟を深めることで到達できるのです。

 

哲学の難題に決定論と自由意志論の問題があります。今この宇宙水準点を読んでいるPC画面の前にいるあなたが、138億年前から今この瞬間にこの宇宙水準点のこの記事を読むことが決定されていたのか、それともあなたの今ここの自由意志で読むことを選択したのかという問題です。

 

それに対する答えは、もし自由意志だというなら宇宙の因果法則を無視することになるし、逆に決定論だというなら機械的条件反射となって人間の尊厳が失われるということ。これがどういうことかというと現実は自由意志論も決定論も働いているのだということです。

 

脳の中では決定論ですが、人間は100%脳で生きているわけではありません。現代人には99.7%は脳が働いている一方で0.03%は真理が働いているのです。

 

ニュートン機械的決定論アインシュタインは相対的決定論、ボーアは確率的決定論をそれぞれ唱えましたが、宇宙全てを点で見たら物質の宇宙であり、みな脳の中の決定論です。

 

逆に点と点の間で見たらそれは全てが繋がった意識宇宙であり、仏教9段階禅定の1〜7段階を通過、さらには8段階の変換装置・観点の点と点の間を通過してファイナルクエスチョン、ファイナルアンサーにまで到達できるのです。

 

そうなった時に、リテラシーの自由まで解いて宇宙自然を再解析することが可能になり、歴史文明を好きな方向性に持っていくことができるのです。これがIDの再設定であり、それによってどんな人とでも関係構築ができるようになるのです。失敗しても成功しても、もっとやりたいと思える無限のモチベーションを獲得できるのです。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

日本文明の役割とその2021年

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人間は脳の観点に固定された状態で700万年間生きてきました。

 

その結果、現在ではその脳の観点固定の象徴として、世界で共産主義vs自由主義の対立と米中覇権戦争・半導体戦争が繰り広げられています。

 

だから私たち人間一人一人の考え・感情・言葉・行動・人間関係や、個人の人生、家庭、企業、国、世界、未来、そしてそれらのさまざまな問題など全ては、この共産主義vs自由主義の対立構造の上に乗っていると言えます。

 

現在進行中のロシアとウクライナの緊張状態や中国と台湾の関係性は、まさにこの共産主義vs自由主義の対立の最前線そのものでしょう。

 

このような緊張状態が一時的に緩和されたとしても、この対立構造の根本的な解決には至らず、私たち人間が自分たちの可能性を無駄に潰すことがこの先も続いていくと思います。

 

そしてそれだけにとどまらず、このような対立がこの先も続くと核戦争や、ドローンやAIによる戦争、さらなる環境の破壊、そしてすでに起こっているようなコロナパンデミックなどの災害が次々に起こり、未来は物質文明の終焉を迎えてしまうのではないかと思います。

 

だから脳の観点に固定された共産主義vs自由主義の対立構造の時代から、脳vs心の時代へと移動させていく必要があるのです。

 

そしてこの脳vs心の対立構造へと戦いの性格を変えていく主導権を握るのが、紛れもなく日本文明なのです。

 

では、そんな日本文明にとって2021年はどんな年だったのでしょうか。


まず2021年は日本にも世界にも哲学的に一番寒い冬だったと言えるでしょう。その象徴として、コロナパンデミックにより530万人の人々が亡くなりました。

 

そんな2021年で最も印象に残ったのは東京オリンピック開催の決断だったと思います。オリンピックを開催するか否か、その行方に世界中が注目した瞬間でもありました。

 

オリンピック開催によって日本で変異株が生まれるようなことが起こると、世界に対して責任を取らなければならなかったと思います。また感染拡大に対する危機意識から、開催直前まで日本の中でも80%の人が開催反対の声をあげていました。

 

しかし、だからと言って中止にしてしまったらそれはそれで問題があったと思います。パンデミックを恐れて逃げたと日本のプライドが傷つくし、4年間準備した選手たちを失望させてしまう。

 

決行は決行で反発があったし、中止は中止で問題があった中、結果的に開催に踏み切ったことはよくやり切ったと思います。

 

菅首相が「止めることは楽だし簡単だけど、日本は挑戦するんだ」と素晴らしい決断と覚悟で決行させたことは、世界中の人たちに希望を与えたと思います。1年以上も続くコロナパンデミックで疲れ切り「もう無理だ」と思っている人が多い中、オリンピックで頑張る選手たちの姿や物語、喜び、そして楽しみは意識的にも無意識的にも多大な貢献をしたと思います。

 

この開催によって日本は多額のお金を損したかも知れません。一説にはその額2兆円とも言われていますが、その一方で、パンデミックの中でもやり切ったという自信感など、無意識で非常に大きなものを得たのではないでしょうか。

 

また全世界がオミクロン株で騒いでいる中、イギリスでは1日10万人や韓国では1日1万人の感染者が出ているのに、日本は100人程度で留まっていることを考えると集団免疫の獲得に成功したと見ても良いでしょう。これもオリンピック開催と関係があると思ってもいいと思います。

 

このような結果は、今後世界3次戦争であるコロナパンデミックが終息した時に、全世界をリードしていく日本文明の可能性を明確に知らせた大事件になるのではないでしょうか。

 

だから日本からみると、2021年は覚悟と決断によるチャレンジのスイッチを入れた年だったと思います。

 

来年2022年は、明治維新の完成に向けた更なる大きな一歩を踏み出し、強固な土台を構築していく年になると思います。そのような大変革が起こっていく1年をみなさんと一緒につくっていけたら嬉しいです。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

文明の創建とリーダーシップの本質

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人間活動とは何でしょうか。また人間活動と文明にはどんな関係があるのでしょうか。

 

今回、その人間活動は不便の解消と定義したいと思います。そうすると文明とはその不便の解消の具現化であると言えるでしょう。

 

だからその不便を我慢していたら文明は発展していかないし、その我慢が度を過ぎるとその不便さえも感じなくなり、不便であることを発見することさえできなくなってしまいます。

 

例えば生老病死のように、私たち人間が当たり前のこととして受け入れてしまっていたことは、まさにその度を過ぎた我慢に当てはまることだと思います。最近でこそ不老不死ビジネスなどという言葉も耳にするようになりましたが、それまでは生老病死からは誰もが逃れられないと考えていたのではないでしょうか。

 

最近になって、ようやく私たち人間はそのことが不便であることに着目し始めたと考えてもてもいいと思います。

 

そして私たち人間が、このような不便解消の具現化である文明を秩序創っていくためにやってきたことが、団結・チームプレーです。その団結・チームプレーをするにあたり、まず人々の物事に対する認識の違いをクリアすること、そして何よりリーダーシップの進化発達が重要になります。

 

例えば大航海時代、東洋は西洋に学問・職業・モノづくりなど全てにおいて完全に負けていました。鎖国をしていた日本は完全に希望がないことに気ついたとき、侍のプライドである刀を捨て全てを0化し明治維新を起こしました。しかしそれは日本人の技術、習慣、感覚が優れていたからなんとかなったことであって、所詮はマネでしかありませんでした。だから結果的に全て潰されて骨抜き日本にされてしまったという見方ができると思います。

 

ここで何が問題だったかというと、当時日本でリーダーシップを発揮した人たちが技術、習慣、感覚に依存して物事を深く観察しようとする意思がなかったということでしょう。

 

西洋には科学精神という言葉に集約されるように、この現実は何からできているのか、起こる現象のメカニズムはどのような仕組みになっているのかという思惟があったのです。それに対して東洋を代表する日本では、現実を認め仕組みを追求することなく、その現実の中でどのように生きるのかを考えるところに留まっていたのです。

 

文化文明を創建する意思1号は興味・関心ですが、このように、その興味・関心がどこに向いているのかによって創られる文化文明が決定されてしまうのです。

 

では今の文化文明をさらに発達させるリーダーシップには何が必要なのでしょうか。

 

それはその興味・関心の土台にある観察行為の進化なのです。

 

今までの観察は5感覚の目で見て、耳で聞くことで行ってきました。そしてそれは特に日本では感覚依存であり、技術依存、習慣依存、馴染みに依存、そして長いものには巻かれろという風潮に則ってされていたと思います。またそれは西洋でさえ今ここ目で見る耳で聞く観察に疑問を持たれてなかったし、そのために人間の尊厳を殺す教育しかできなかった状態でした。

 

だから目で見て、耳で聞かなければならない観察行為が不便であると感じること、そして自分と自分の宇宙がある状態とない状態をイコールにできる心によって観察行為を進化させることが大切なのです。自分と自分の宇宙がある状態とない状態をイコールにさせる心についてはこちらの記事をご覧ください。

hyperconnection2012.hatenablog.com

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

12.31 日本文明の歴史的EVOLUTIONALカウントダウン

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とっておきのお得情報。

 

NohJesu オンラインサロンにてカウントダウンライブやります。しかも、その時間約3時間!最近続編が公開になった映画「マトリックス」の解析も含めた贅沢仕立て。

 

ここでしか、このタイミングでしか聞けない内容しかないという特別さ!!

 

もう参加するしかないでしょう!

 

是非是非奮ってご参加ください!!

 

 

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日本文明の歴史的 EVOLUTIONAL カウントダウン‼️
Noh Jesu 映画哲学オンラインサロン 3時間ライブ配信

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2021年、世界は人類史上稀にみる厳しい冬の時代でした。 
コロナウイルスにより世界で500万人以上の方が亡くなり、
変異株の出現など収束がみえない状況に不安が尽きません。
 
また、人間が暴力と財力に支配され、無理矢理我慢して合わせて演じる生き方の結果、
相次ぐ通り魔事件、うつや自殺の増加、
景気後退の中で物価が上昇するスタグフレーションの危機、
覇権争い、地球温暖化による人類滅亡の予測など
世界は三次戦争の危機ともいえる状況が続いてます。 

世界の共産主義VS自由主義の対決構造を
「脳VS心」の対決構造へ戦争の性質を変えることで、
77億人が団結しチームプレーが可能になります。
それが日本文明の知恵なのです。

日本が世界を救済できると言い切り、
世界基軸教育を日本から全世界に発信しようと26年間
実践し続けてきた令和哲学者ノ ジェスから、
なぜ、危機をチャンスに大反転できる唯一無二の英雄集団が日本文明なのか? 
日本文明にとって、2021年がどんな年だったのか?
2022年はどんな年になるのか?
そして800万年の人類の絶望からの夜明けとなるビジョンについて語ります。 

日本文明の歴史的 EVOLUTIONAL カウントダウン‼️を共にしながら、
2022年、新しい年の幕開けをお祝いしましょう!!


◆◆◆タイムスケジュール◆◆◆

21:00-22:30
ノ ジェス×岡山未砂×塩見典子×原田卓による
ミレニアムイベント 「女性性開花、映画 『マトリックス』 の解析」

22:30-23:30
2021年を振り返って

23:30ー24:10
日本文明の歴史的 EVOLUTIONAL カウントダウン!! 


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◆日時◆
2021年12月31日(金)
21:00~24:10 (予定)


◆参加方法◆
①Zoom参加(発言できるスタイル)
②ノジェスFacebook live配信(視聴のみ)
  (https://www.facebook.com/noh.jesu


◆申込先◆
https://pro.form-mailer.jp/fms/f252b339245091


主催:Project J -日本文明の挑戦-

スッタニパータ"犀の角"のnTechからみた勝手な解析21

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今日はスッタニパータ犀の角の解析をやっていきます。

 

こちら全41句からなる詩句集ですが、なんと今回で最終回です。毎回2句ずつ解析すること20回。思いついた時にブログにしていたので、そんなに大変だった記憶はないですが、釈迦の生きた時代をイメージしながら文章を書くこともあったので、その意味では楽しく書けたと思います。今日最後の1句をやってめでたく終わりにさせていただきます。

 

それでは恒例のなぜスッタニパータを解析するのかについてですが、その背景はこちらをご覧ください。

hyperconnection2012.hatenablog.com

 

今日解析する最後の詩はこちら。

 

75. 今の人々は自分の利益のために、交わりを結び、また他人に奉仕する。今日、利益を目指さない友は得がたい。自分の利益のみを知る人間はきたならしい。犀の角のようにただ独り歩め。

 

この詩の意味は読んでそのままの意味だと思います。

 

ただし最後の1文にある犀の角のようにただ独り歩めをどう解釈するかで、何を表現しようとしていたのかが変わってきます。

 

nTech ではこの犀の角のようにただ独り歩めは、真理そのもので生きることを言っていると解釈することができます。

 

そして釈迦やその他聖人と言われた人たちがそうだったように、真理そのものになってしまったら私利私欲にハマって自分の人生のために選択するのではなく、その獲得した真理を伝播していく選択をするようになると思います。

 

そしてその真理を獲得した観点から見たときに、真理のない人は自分の要求を満たしてくれるか否かの基準に執着して、生きるのに必死になっているのだということです。

 

この自分の要求というのは、 nTech でいうだいたい0歳から6歳(12歳)でつくられる無意識エンジンによるものです。人間だったら誰しもがそのエンジンを持って無意識に日常の選択を繰り返して生きているのです。

 

例えば「私は愛されない人間だ」という無意識エンジンがあったら、愛されるために無意識に必死に行動(選択)しようとします。その行動をもとに人間関係を構築していくので、うまく合致する人と出会えたなら関係構築ができるように見えますが、そうでなければうまくいきません。

 

関係構築ができているように"見える"と言ったのは、うまく合致する人も表面上うまくいっているだけで、実は互いの要求が互いの行動に一時的に一致しているだけなのです。だから条件状況によって簡単に壊れてしまうし、それによって期待しては裏切られることを繰り返して、人によっては人間関係に疲れてしまうのです。

 

このように誰しもが要求し合っている状態をみると人間関係はもうカオスでしかありません。

 

このことを釈迦は自分の利益のために交わりを結び、他人に奉仕すると言っているのでしょう。人間だったら誰しもがそうなので、利益を目指さない友もいるはずもありません。だから真理から見たらきたならしいと表現するのも頷けます。

 

それでは今日はここまでにしたいと思います。スッタニパータ犀の角は冒頭にも言ったようにこれで終わりですが、ブログ自体は今後も続けていくのでぜひよろしくお願いします。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。