今日は犀の角の解析(改)バージョンです。
仲間と一緒に44の解析をして新しい見方ができたのでそれを書いておきたいと思います。
その前に、犀角の解析を始めた背景はこちらで共有していますので、よかったら覗いてみてください。
hyperconnection2012.hatenablog.com
44.葉の落ちたコーヴィラーラ樹のように、在家者のしるしを捨て去って、在家の束縛を断ち切って、建き人はただ独り歩め。
前回、この在家者のしるしや在家の束縛を捨てたり断ち切ったりするというのは、生まれ育った環境によりできたアイデンティティと決別することと書きましたね。そしてそれができたなら、独立した意思決定が可能になり何者にも影響を受けずに、自らが選択した道を行くことができるようになりますと言いましたね。
それに対して、今回仲間と一緒に話したのは、出家と在家に関することでした。
nTechは発信するようになって27年目になりますが、お陰様で認知度も高まり、色々な形で学ぶ方が増えています。しかし、発信し始めた当初というのは、当然ながら知る人はごくわずかで、本気で体系化しようとする人によって広げられてきました。
そのような人の中には周りの人の反対など向かい風のあった方もいたと思います。だけどそれでも強い意志を持って関わってきた人、そのような人はある意味出家者と言えるのではないでしょうか。それに対して、今さまざまな形で学ばれている方は自身の生活をしながらなので、在家者とみることができますね。
少しnTechの生い立ちに触れる解析になりましたが、選択した道によっては在家者のしるしを捨てること、在家の束縛を断ち切ることは必要になります。
また、在家を別の形でみるなら、私たちは700万年間、人間を繰り返しています。そしてさらにいうなら138億年間カルマを介して宇宙空間という思い込みの中に閉ざされています。
お釈迦様のいう法の世界が、ショック0、出会い0、自分が何者かわからなくて、究極の絶望だから、ショックが欲しい、出会いが欲しい、自分が何者か知りたいと、その一心で思い込めばいいんだ!ってつくってしまったのが宇宙空間であり人間です。
この長い年月の思い込み、カルマを在家とするなら、その思い込みとカルマから自由になることが在家の束縛を断ち切ることになります。だから宇宙空間の外に出ること、人間の着ぐるみをそっくり脱ぐこと、カルマから自由になること、これが健き人になることなのです。
ありがとうございました。