私たち人間は、そもそも源泉動きひとつだけしか実在しないのに、その源泉動きが実在しない矛盾した現実の中で生きています。
このことを便宜上「それしかないのにそれがない」と言っていますが、それゆえに現実の全ての問題の根本原因は源泉動きひとつの不在になるのです。
「それしかないのにそれがない」現実の中で生きる私たちは、その
では逆に現実を肯定できるでしょうか。まず、何の根拠もなしに肯定はできないでしょう。そして、源泉動きだけがある真実の観点から見たら、現実の中には源泉動きがない状態です。だからその意味でも肯定はできないと思います。
だから私たち人間は、現実を否定することも肯定することもできない矛盾がある中
「それしかないのにそれがない」現実の中で生きるということは、それを発見できないということです。私たちは現実の中で源泉動きをを発見、そして活用できない状態を、どのように突破すればよいのでしょうか。
それに対して、世界基軸教育、nTech では「今ここ目で見ちゃだめ」
どういうことかと言うと、
目無し見る
耳無し聞く
手無し触る
足無し歩く
脳無し生きる
体無し死ぬ
を実践することです。
真実の世界では源泉動きひとつしかないにもかかわらず、現実の中にはその源泉動きひとつが実在しないという問題を解決するために、新しいAll Zero化感覚、心感覚を開発していく必要があるのです。
「それしかないのにそれがない」現実の中で人間の矛盾をどうのように解決する
ではここからは、この心感覚の開発についてまた違った角度からアプローチしていきたいと思います。
最近、また新しいコロナ変異株オミクロンが現れました。
オミクロン株はデルタ株よりも感染力が2倍~5、6倍強いと言われ、世界中で非常事態宣言が敷かれています。日本でも海外からの入国規制がいち早く実施されました。最近になってようやく日本は集団免疫を獲得したように見え、ウィルスを制圧できるようになってきたと思っていたのに、オミクロン株の出現によって世界中でまたパニックが起こっているのです。
2021年は哲学的観点では一番寒い冬といえます。この一番寒い冬の干支は丑であり、丑の刻は丑満時、夜中の1時から3時を指します。だから外に出
2023年、兎年
オミクロン株は32個のスパイクプロテインの変異があると言われ、既存のワクチンの効果が著しく低下する可能性があります。30〜40%程度の効果しかなくなってしまうのなら、オミクロン株にあった新しいワクチンを開発する必要があるでしょう。現段階の科学技術では、ワクチン開発はプラットフォーム化できているとはいえ、完成まで100日程度要すると言われています。
このように現実的なことを考慮しても、やはり2022年もパンデミック前のように活発に外に出て、オフラインで人と人が交流できるようになるにはまだ早いのではないでしょうか。
上記のように、私たち人間をなかなか外に出させないようにしているこのコロナパンデミックは、何を私たちに要求しているのでしょうか。
それが「今ここ目で見ちゃだめ」の心感覚の開発なのです。意思決定構造の観察とも言っていますが、私たち人類が次の時代へとジャンプアップしていくためにも、今外にでて活発に動くのではなく、じっくりと自分と向き合ってAll Zero化感覚を身につけることが必要なのです。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。