ロシアのウクライナ侵攻が本格的に始まってしまいました。
親ロシア派を援助を口実に侵攻を始めたが、実際にやったことはウクライナ国内の軍事施設(空軍飛行場、海軍基地、地対空ミサイルシステムなど)を攻撃、国を挙げた組織立った反撃をさせなくさせるような内容でした。
未だ制空権は奪われてはいないものの、防空網は制圧されているようなので時間の問題かもしれません。
また、ロシア、ベラルーシ、クリミア半島の3方向からの侵攻、プーチン大統領の「自分の手で権力を奪い取れ」というウクライナ軍への催促、そして現在進行形の首都キエフへの進軍などを考えると、首都を陥落させ現ゼレンスキー政権を一掃して傀儡政権の樹立を目指している可能性すらあると思います。
それに対してこれまでのアメリカの対応をみると、各種制裁を加える程度。ロシアにここまで侵攻を許してしまっているのはどうしてでしょうか。
またアメリカはこの状況に対してこれから派兵するとのことですが、それもNATO加盟国の支援が目的とのこと。ウクライナに入って戦うことは戦争に拍車をかけてしまうし、立場的にも賢明ではないにしても、もう少し他に手を打てるのではないかと思います。
この情勢を黙って見ている中国がどう出るのか。それは世界が注目しているところでもあります。
アメリカが中国を治めようとするときは必ず日本を利用します。もし中国が台湾に侵攻するとなったら、その日本を通したアメリカの影響が及ばないようにすることは必須でしょう。だからロシアがウクライナを機能させなくしたように、日本にも似たような攻撃がくる可能性が高いと思います。
今、世界がひとつにつながっていかなければならない時代に、武力で現状を変更しようとする行為は許されることではありません。
100歩譲って自国の安全保障の要求は認めても、そのためには隣のウクライナを説得するくらいのあり方でないといけないと思うのです。思い通りにならないからといって暴力で無理やりいうこと聞かせる行為には私も非難します。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。