宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

宇宙の外と宇宙の中

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宇宙の外と宇宙の中。
 
このように聞けば物理的に中と外を分ける境界線より外を宇宙の外と認識する人が多いと思います。しかし、ここではちょっと考え方を変えて、自分のみている認識画面を基準に考えてみようと思います。
 
私たちは存在が存在していると思っていて、その存在が動くというようにSとVを語る言語によって世界を認識しています。ここでいう存在しているとは、目であると確認できたり、触ってあると確認できるというように感覚を通してあることを確認できることで存在を認識することです。
 
しかしそのように考えると、言語で表現できないものは存在しないと認識するし、5感覚で捉えられないものも存在しないと思い込んでしまいます。例えば力の概念を言語で表現できなかった時代には、力の存在を認識することはなかったし、だからこそ飛行機や人工衛星を飛ばせるイメージもできなかったと思います。
 
このように今私たちが使っている言語で表現できる世界、5感覚で捉えられる世界を宇宙の中というなら、それらで認識できない世界が宇宙の外になります。
 
大昔の人からしたら飛行機や人工衛星が空を飛ぶ世界は宇宙の外のイメージだったということです。
 
以上から言語の外、感覚の外が宇宙の外であり、物理的に遠くにある宇宙の中と外を分ける境界線の向こう側である遠い世界は、実は今ここの自分の認識の世界であり、一番遠い世界は一番近くにあると言えるのです。