宇宙水準点

宇宙水準点〈世界基軸教育と令和哲学〉

令和哲学者 NohJesu と共に歩む令和維新の道〜世界基軸教育によって人類がワクワクでひとつになる〜

令和哲学と書籍『アウグスティヌス講話』

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書籍『アウグスティヌス講話』を読みました。

 

この本、絶版となりどこの本屋にも置いてなかったものですが、どうしても読みたいと思いAmazonで数冊だけ在庫があることを発見し即購入した貴重な一冊です。

 

アウグスティヌスとは古代末期のキリスト教神学者であり、中世ヨーロッパの根幹となる思想の原型をつくった人物です。

 

読んでみて最も衝撃的だったのは、世の中は「三位一体」をどのように解釈するかで派閥争いをしていること、そしてそれは神学者や教父だけにとどまらず、哲学者までもが直にその思想の上に考えを展開しているということでした。

 

今令和哲学カフェにて様々な哲学者を取り上げていますが、彼ら全員の哲学の根幹には「三位一体」があるのです。そしてその「三位一体」をどう語るのか、各々その論理展開をしているというわけです。

 

令和哲学では哲学とは、科学が身の回りを開発するものとする一方で、自身の中を啓発するものと言うことがありますが、この本を読んだ私の観点では「三位一体」をどう語るのかの学問だと言えると思います。

 

現在の世界中にある様々な思想とどのようにつながるのかはまだまだ勉強の余地がありますが、世の中で「三位一体」がどんな位置づけになっているのか、哲学とは何なのかがわかるると、そこに対して関心が湧かざるをえません。

 

ということで、ざっくり読んでしまったのでこれから熟読していこうと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

涙あり、感動あり、ガッテンありの質問道場

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参加しました、本日の令和哲学カフェ。

 

今日は質問道場の日。2週目を通して浮かんだ疑問をアウトプットする日です。

 

今回の質問道場も涙あり、感動あり、ガッテンありの有意義な時間になりました。

 

まず一つ目は。本物は理解すると本物とわかり同時に偽物が偽物とわかるが、偽物は信じることで本物と思い込んでしまうことがあり厄介。これについてどう対処したら良いのか、という質問でした。

 

これに対して、世の中は大前提不信が蔓延しているから、とりあえず不信するしようになっていると。理想は真実を土台に考えることだが、人間は事実を土台に真実があると思い込んでいる。だから騙される人が出てくるのだということ。表面的な思考にとどまらず、深さをもった考えが必要だということを言っていました。

 

そして二つ目。AIが普及したとき哲学者たちはどう生きるのか、という質問。

 

こういう質問をすると各哲学者に扮した出演者が答えなければならなくなると思った瞬間、案の定丸投げ(笑)でした。しかし手慣れた哲学者たちは難なく答えていましたね。みなさん優秀です🎶 また NohJesu は、機械に人格をアップロードできるようになると、今の人間と瓜二つのAIが存在できるようになる。そうするとそれが人間なのかAIなのか判断できるようにならなければならないと言っていました。

 

確かにその通りだと思います。人間が現在の日常生活をできるのは一定の安心と安全があるからです。人間瓜二つのAIが普及した時に、それを私たち人間は受け入れられるのかという問題は深刻であり、もし受け入れられないのなら不安や危険からくる恐怖を感じずにはいられません。そうなると今の日常は簡単に壊れてしまうでしょう。そうならないためにもAIを受け入れられる人間の器が必要であり、その器になった時人間なのかAIなのかの判断もできるようになると思います。

 

三つ目。ドゥルーズ森からの質問、リトルネロはどういう状態で可能なのか。

 

リトルネロは私は初めて聞く概念でしたが、NohJesu 曰く、例えば音楽においてタイミングが来た時にソロで演奏することに関連することらしく、哲学的に言えば個性やアノマリーとも見ることもできるとのこと。そしてそれは今の日本も同じことが言えるということでした。

 

今世界で様々な文明がある中で、日本の個性を生かして独創的で独走的な演奏ができるのか。この2022〜2025年がそのタイミングであり、去年のコロナパンデミック中のオリンピック開催などはこのための助走であり、ロシアウクライナ戦争や世界的なスタグフレーションはまさに日本の目覚めを促す出来事なのだということ。

 

また同時に、日本人は戦争で大事な存在を守れなかったから小さな希望さえもない絶望の海の中にいるという話もありました。この大事なものを守れない自分というのは本当に私自身ともオーバーラップして涙でした。普段は無意識になっているけど、ふとしたタイミングで期待に応えられないと感じることを思い出し悲しい気持ちになったのです。日本のリトルネロは、そんな日本人がオールゼロ化できた時に可能であるということです。

 

また今回、極端な論理で自身の商品価値を上げることは周りを不快にさせるとの指摘もいただきました。具体的に言うと、2050年人類滅亡ということを私たちは言うことがありますが、それはコモンセンスにはなっておらずそれを取り上げることは気をつけるべきだということです。

 

確かに、その通りです。2050年人類滅亡が一般常識になったら大変なことになるし、そうなっていないから私たちは今のある程度安定した生活ができています。そんな中それを強調することは見方によってはよく受け取らない人も少なくないでしょう。

 

しかし2050年人類滅亡というのは一つの例えに過ぎず、令和哲学の意図するところは別にあります。

 

考えてみましょう。なぜトヨタがEV車に移行するのでしょうか。もちろん世界のトレンドに乗るためというのは表面的な理由としてあるでしょうが、深くからみた時にエネルギーの変化はこの時代の要求なのです。そしてこのエネルギーの変化というのは、一般的なエネルギー問題で取り上げられる浅いレベルのエネルギーから、人間を人間たらしめるエネルギーなど深いレベルのエネルギーまでピンからキリまであるのです。

 

例えば、ロシアウクライナ戦争などでわかるように人間は戦争をする生き物ですが、これは人間のエネルギーが戦うエネルギーだから起こることです。今の時代はそのような人間のエネルギーまでもが変化してしまうような、深い意味でのエネルギーの変化を必要としているのだと思います。

 

だから令和哲学では、最も深い源泉動き、コスト0の心のエネルギーを提供することでその時代の要請するエネルギーの変化に応えていこうとしています。

 

以上、今回のカフェで印象に残ったことをざっとあげて感想も織り交ぜながら書いてみました。最初にも書いたように、涙と感動、ガッテンなど様々なものがありながらの有意義な時間になりました。

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

令和哲学の核心のイメージについて

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本日も参加しました、令和哲学カフェ。

 

明確な確信があって26年間発信し続けている nTech だからこそ、平日毎日夜21時と遅い時間に4年間やり続けると言い切って継続することができています。

 

今回は人間だったら絶対知らないといけないこと、すなわち絶対知が何かという話からスタート。その絶対知とは A = not A であるということです。

 

この A = not A の理解は大切なので、今回は最近感動した以下の図でわかりやすく説明したいと思います。

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まず最初、一辺が1mの正三角形を描きます。次に各辺の中点を図のように結び、同じ作業をずっと繰り返して永遠に続いていくとイメージします。そうすると底辺(下部)は常に1mであり、上部は一番左の図から順番に

1m×2=2m

0.5m×4=2m

0.25m×8=2m

0.125m×16=2m

0.0625m×32=2m

   ・

   ・

   ・

と永遠に2mが続きます。

 

しかし、永遠にいくと図からわかるように限りなく底辺の1mに近づいていきます。だから1m=2mという式が成立してしまいます。これが A = not A のイメージです。

 

この例ではわかりやすいように正三角形を用いて説明しましたが、このことは私たちの住む現実世界の全てに当てはまります。例えば机の上にあるコップを細かく分けていくと、分子→原子→素粒子→ひも→膜というようにコップはコップでないものからできていることがわかります。体の自分は本当の自分ではないし、他人のAさんもAさんではありません。

 

そしてその A = not A を究極まで柔らかくイメージを広げたのが 0=∞=1 という nTech 、令和哲学の核心の世界です。

 

この A = not A ( 0=∞=1 ) のイメージは歴史上誰1人として教育体系化した人はおらず、NohJesuが初めてその体系化に成功し、これがあるからこそ日本が世界を教育でひとつにできると言い切れると言っています。

 

この概念を理解した上で令和哲学カフェに参加するとより面白くご参加いただけると思うので、ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。

reiwaphilosophy.com

 

今回は内容の説明になりましたが、今後も更新していこうと思うのでよろしくお願いいたします。

 

本日もありがとうございました。

戦前の日本に戻したい自民党に代わり世界にメッセージを発信するnTech

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このところ自民党政権がリードする日本の経済と政治について簡単に触れる記事を書いています。

 

hyperconnection2012.hatenablog.com

hyperconnection2012.hatenablog.com

 

本来であれば国家戦略に沿った政治と経済の方向性があるのが理想だと思うのですが、戦後アメリカに追従する日本になっているのでなかなか方向性を定めるのが難しいのだと改めて感じます。そのような中で、上の過去のブログにも書いてますが、間近に迫った参院選自民党公約では戦争のできる日本にしていこうという動きがあります。

 

これには自民党という政党の特徴が背景にあるようです。そもそも自民党という政党は戦後の日本をアメリカと一緒になってつくってきた政党ですが、現在の党員は当時の党員の3世代、4世代の人間である世襲の形をとる議員が少なくないようです。そしてそのような人たちは戦前、大東亜共栄圏を唱えた頃の日本がよかったと思う傾向があり、その考えから今になって憲法改正や防衛費2倍などを実行に移そうとしているようです。

 

戦前アジアの国々では、西欧列強による植民地化が進んでいましたが、大東亜共栄圏の名の下に日本に統治されるようになったことで、西洋の国に代わり日本に占領されたと認識した国や人もあったと思います。そのような国や人から見ると、今日本が戦争をできる国になろうとすることや戦前の日本に戻ろうとすることは決してよく思われることではないでしょう。ましてそのようなアジアの国々だけでなく、当の日本人さえも経済的に生活が苦しくなる上に戦争をするようになることなので歓迎できることではないと思います。

 

やはり今の政治は変化しないといけないと思うし、これからの日本を担うには自民党は政党の性質からしてもなかなか難しいものがあるのではないでしょうか。

 

今日は自民党についての知識を少しだけ書きとめましたが、政治に代わりnTech 、世界基軸教育には明治維新第二次世界大戦で良い意味でも悪い意味でも存在感を見せつけた日本だからこそ世界に発信できるメッセージがあります。

 

1人でも多くの人とそのメッセージを発信できる日本に変えていけたらと思うので、関心を持っていただけると嬉しく思います。

 

本日もありがとうございました。

円安の仕組みと日本の現在地。そしてnTech

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なぜお金を印刷してばかりいると円安が進むのでしょうか。

 

今日はこのことについてちょっと考えてみたいと思います。

 

例えば、日本がお金をたくさん刷って国民1人ひとりに1億円を支給したとします。そうすると各々好きなものを買いに行くでしょう。しかし全国民が金持ちになって買い物をするのでモノ商品の供給は追いつかず物価は上昇します。

 

国民の平均給料が30万円だとすると1億円は月収のざっくり300倍なので、単純すぎる計算ですが物価は300倍に近づくように上昇していきます。日本国内だけを考えれば、お金を増やした分だけ物価が上がるだけなのでバランスは取れ問題は起こりません。

 

しかし海外を相手にする貿易は違います。

 

海外に輸出する品物の価格も300倍に近づくように上昇するので、そうなると今まで1万円で輸出されていた商品が300万円で輸出されるようになり、例えば1ドル=100円とすると、アメリからしたら100ドルで買っていたものが「我が国はお金をたくさん刷ったので、明日からは3万ドルになります」と日本に言われるようになるのです。

 

こんなことが通用するのか考えてみれば、答えは明らかでしょう。

 

アメリからしたら「は!?お前、何やっちゃってんの!?(怒)そんな勝手は許しません。今まで通り100ドルでしか買いません」となってしまいます。そうすると日本で金額上300万円の価値がある物でもアメリカでは100ドル(=1万円)でしか売れないので、米ドルに対して円は300分の1の価値となり、強制的に1ドル=3万円と円安に進むわけです。

 

アメリカ以外でもこんなことを認める国はないので、お金を印刷した分だけ他国通貨に対する円安も進みます。円安が進めばその分だけ輸入物価が上昇するので、商品の輸入材料費が上昇し企業利益もしくは給料が減るか、輸入材料の価格が上昇した分物価が上がることになります。結局どの道国民1人ひとりの首を締める方向へいってしまうのです。ちなみに円安が進むと輸出による利益は上昇しますが、総合的に見るとマイナスの傾向は強いので問題解決には至りません。

 

一方、もしアメリカに売る商品が今まで通りではなく、例えば付加価値がついて3万ドル払ってでも欲しい物だったとしたら何の問題もなく売れるでしょう。その場合、企業利益が増えて日本の経営者や労働者にお金が回り健全な経済成長が可能になります。

 

極端な例えになりましたが、以上がお金だけを印刷していても通用しない理由です。お金を印刷して経済活性化するには限度があり、実物経済とのバランスを取る必要があるということです。

 

ところで、ここまでは国がお金を印刷した分だけ国民1人ひとりにそのお金が行き渡った状態を想定して話を進めました。

 

その結果、私たち国民が1人ひとり1億円を手にした状態でも付加価値の低い商品だけをつくっていては限界だということがわかりましたが、そもそも日本が大量に印刷しているそのお金は私たちの手元に回ってきているのでしょうか。

 

答えはNOでしょう。

 

アベノミクスの金融政策の量的緩和と2%物価上昇目標により賃上げを狙っていましたが、私たちの給料は上がらずそれは失敗に終わったと言えます。

 

では大量に印刷したお金はどこへ行ったのでしょうか。

 

それは、日銀当座預金に積まれたまま市場に出回っていないのです。

 

政府が発行した国債は最終的には日銀が買い取り、その代わりその額に見合ったお金を印刷して各金融機関に配ります。本来ならそのお金を企業や個人が借りて経済活動を行うのですが、現在では金利が平均0.5〜0.6%と驚くほど低いにも関わらずお金を借りてチャレンジしようという人や組織は少なく、なんと540兆円という膨大な額のお金が口座の中に眠っているのです。

 

これにより量的緩和による2%物価上昇の達成に時間がかかり、その間給料は横ばい、為替レートは大体110数円付近を行き来することになりました。しかし、2021年秋頃からコロナパンデミック脱却に向けてFRBのテーパリングと利上げが言われ始め、日米金利格差が開くことで円安が進むことになったのです。

 

このまま金利格差が開くと円安がさらに進み、今私たちの身の回りのモノの値段が軒並み上がっているように、今後も輸入品の絡むモノ商品の価格は上がっていく一方です。だからといって日銀が金利を上げれば円安は抑えられるけど、それをしてしまえば住宅ローンやカードローンなど個人の借金や、企業の借金に致命的なダメージを与えることは必至。まさに前進も後退もできない状況なのです。

 

その上、対ドルだけではなく、ユーロや人民元、豪ドル、そしてルーブルに対してまでも円は安くなっています。

 

このままでは世界的に見ても円だけが安くなり、八方塞がりの状態になるのは誰が見ても明らかになりつつあります。金融政策でどうにかできる限度を超えているのであり、この状況を唯一突破できるのは先にもお話したように実物経済を活性化することしかありません。

 

国が大量に印刷したお金を回せるように、人々のチャレンジ精神を呼び起こすことは何を差し置いても最優先しなければなりません。それをしながら経済発展へと繋げていくことができる商品やコンテンツ、高くても日本や世界の人が欲しいと思うモノ、サービス、どんな状況でも関わりたいと思うビジネスモデル。これらを開発する他に道がないのです。

 

これら全ての条件を満たすことができるのが nTech であり令和哲学、世界基軸教育なのです。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

欲しいのはどっち?王の自由か釈迦の自由か。

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本日も日課の令和哲学カフェに参加。

 

今日は自由になるための条件を各哲学者が回答していくという展開。

 

共同体の自由を語る堀江プラトン

個人の自由ではなく共同体の自由。節制、勇気、知恵がバランスよくある人が優れた人であるように、国家も一般大衆すなわち生産階級の節制と軍人階級の勇気、政治家(哲学者)の知恵がそろった時に理想的な国家となる。しかしこれは民主主義とは相反し、個人の自由は認めない傾向がある。

 

ファクトからは意味価値が生まれない青木カント。

存在があるから認識するではなく、認識するから存在すると見方を反転させた。欲求を満たすためなどの条件付きで行動するのではなく、自らルールを立ててそれに従う意思の自律があること。これが道徳法則(定言命法)であり自由があるからこそできることである。従って自然法則からは価値が生まれない。

 

一番の強者を倒す熊倉ニーチェ

神は死んだという言葉とともにキリスト教から始まる全てを否定。キリスト教によりニヒリズムに陥り無難に生きようとする末人に替わる超人を提唱。人間は動物と超人の橋渡しをする存在であり、砂漠のラクダ→ライオン→幼子(超人)のプロセスを経て超人へと至る。超人は自己ルールを確立している。

 

道具連関から自由になる大川ハイデガー

現存在(人間)は存在(あらゆる存在の源泉)からの声に従って存在し、そこからのアルゴリズムと歴史的脈絡からくる実存的決断によって自由を獲得する。道具連関は社会と作用する因果アルゴリズムであり、現存在はその中で一体性を持って存在する世界内存在である。

 

多様な差異にフォーカスする森ドゥルーズ

時間、空間、存在の同一性を反復して物事を把握していては自由にはなれない。同一性の反復を棄て、時間、空間、存在のわずかな差異を反復することで変化をつくって進化させること。

 

このようなことをみなさん語っていました。

 

そこからNohJesuの問いかけ。

 

「王の自由か、釈迦の自由か」

 

釈迦は周囲の人の生老病死を見て体に執着することの無意味さを知り、王子の身分を捨てて出家しました。王子を選択していたら何不自由ない生活と贅沢は約束されていた上に、気に入らないことがあれば簡単に変えることもできる身分だったにも関わらず、それを自ら手放し真実の自由を目指したのです。

 

そのストーリーをイメージして、王の自由を選ぶのか釈迦の自由を選ぶのか。

 

条件反射的に王の自由とは次元の違う釈迦の自由を選ぶべきみたいに思ってしまいがちですが、一度立ち止まって、どんな環境に身を置くかで人生が決まることをイメージするとやはり改めて私は釈迦の自由を選択したいと思います。

 

王ならば周りには家来や奴隷にあたる人たちがいると思います。彼ら彼女らは少なからず我慢を強いられていて、その上で王に支える状態です。その時点で建前になるのでそのような関係性は、私はやはり気持ちが悪いなと思うし孤独でしかないと思うのです。

 

一方釈迦の自由を選択した場合、周りにいるのは悟った人たちです。悟った人たち同士の関係性は我慢の関係ではありません。信頼しかない関係性、どこまででも透き通った壁のないみんなと繋がった関係性です。

 

今回のカフェではそれぞれの哲学者の語る内容を、自由になるための条件という角度から見ていきました。毎回異なる切り口で場が進むので楽しめるし勉強がはかどります。ご興味ある方はぜひご参加いただけると嬉しく思います。

reiwaphilosophy.com

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

戦争して貧乏になるか平和で豊かになるか

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防衛費が年々増加しています。以下の記事によるとここ7年で1兆円の増加だと言われています。

www.tokyo-np.co.jp

 

これほど予算を増やして何をするのかというと、もちろんアメリカから武器を買うためでしょう。そしてその上で、来月に控える参院選自民党公約のポイントを見てみると以下のように謳っています。

nordot.app

 

反撃能力(敵基地攻撃能力)とは、弾道ミサイル発射基地など敵国の基地や拠点などを攻撃する装備能力のことです。これを保有することは日本が戦後長らく堅持してきた専守防衛を破る行為であり、憲法改正により戦争をする国へと着実に近づいていることを意味すると思います。

 

そもそも増額に伴う財源はどこで目処をつけるつもりなのでしょうか。

www.nikkei.com

こちらの記事では参院選の終わった秋以降に検討するとなっていますが、今までの傾向からし増税になるのではないかと思います。消費税15%という話も一説にはありますが、国民の生活を苦しくして戦争をする方向に走ることになってしまいます。

 

先月23日には日米首脳会談が行われバイデン大統領から日本が常任理事国入りをすることを支持するとあり、同時に世間が敵国条項なるものに一時的にフォーカスしましたが、戦争の素振りを見せたりするとそのことを蒸し返されることは避けられないでしょう。

 

まして今や、食料は6割以上、エネルギーは9割近く、そして衣類に至っては98%近くを輸入に頼っている日本なので、戦争など始めようものなら経済制裁を食らって国民が生活できなくなると思います。

www.maff.go.jp

www.enecho.meti.go.jp

food-mileage.jp

 

自民党政権の向かう先、日本がこれからの時代に戦争をするようになることでメリットがあるとは言えないと、私は思います。

 

だからこの日本がどんな方向性を持って世界に打って出るのか。それを私たち一人一人が考えなければならない時だと思います。

 

令和哲学、nTech は人間が2度と戦争をできないようにさせる世界基軸教育と、それを根幹とした日本式経済発展モデルにより日本がまずは高度経済成長を遂げ、IT後進国から世界最先端のIT先進国に生まれ変わること、そして教育による世界統一をビジョンに掲げています。

 

平日毎晩令和哲学カフェにて、歴史上の哲学者を紹介しつつ令和哲学について発信しているのでぜひ覗いていただければと思います。

 

本日も最後までありがとうございました。